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2020.12.2
- BLOG
マインドセット
とある経営者の方に「マインドセット」という本がいい!とお勧めされて最近読みました。
本を読んで、私の人生がいつどう変わったのか?を理解できたのでそれを今日は書きます。
宮崎のとある中学校に通っていたのですが、あらゆる試験で僕は1位か2位か3位しかとったことがありませんでした。4位以下になったことがありませんし、なんなら8割くらいは1位でした。(はい、ええ、自慢です)
親からは「1位すごいねー」と言われ
友達からは「本当に頭いいなー」「天才だなー」と言われて中学3年間を過ごしました。
勉強が好きだったということもありますが、当時そんなに努力をした!とか頑張った!という記憶がありません。
なんとなく普通に勉強していたら1位ばっかり取っていました。
その時の僕はこうです。
「あ、俺って天才なんだな」
「あんなにみんな勉強しているのに、なんで成績悪いんだろう」
すげえムカつくかもしれませんが、本当に自分でそう思っていました。
そんな成績もあってか高校は県内トップの進学校に進みました。当然、自分は天才なので受からないわけがないと思っていましたし、高校でも自分の成績は通用するものだと思っていました。
ところが、高校に入ってみると下から数えた方が早いくらいの成績が続きました。ビリから2番目という成績を取ることすらありました。
そこで、自己否定が始まりました。
「あぁ、俺って馬鹿なんだな」
「この人たちにはどうやっても勝てないな」
「努力しても無駄じゃないか、脳みその作りが違う」
そう思うと対して努力もしなくなりました。
学校の勉強についていって、そこそこの順位をキープできればいいやくらいに思いました。
学年で1位をとってやろう!なんて思わなくなり、そこそこの順位で出遅れなければいいや。という思考が自分の頭に住みつきました。
自分は馬鹿であり、いくら努力して学年1位を取り続ける友達には敵わないと自分の中で決めたからです。
ところが人生の転機が2回訪れます。
1つ目は僕の2つ上の仲良かった先輩が京大に受かったことです。
その先輩は僕と同じくらいの成績だったのですが京大に現役で合格しました。
僕ももしかしたら可能性あるのかなと思い始めました。
また、オープンキャンパスで京都大学を見にいって刺激を受けて「どうしても京都大学に入りたい」という明確な目標ができました。
それから実際に受かった先輩にどうやって勉強したのか?の話を聞きに行きました。
その先輩と同じように勉強すれば受かるはずだと思ったからです。
ところがそんな順調にはいかず、成績は一向に上がりませんし、模試では常にD判定でした。
やはり自分は才能がないから、京大は無理なのかな、努力しても無駄なのかな、、
と思い始めた時に担任の先生に個別にある話をされました。
「テストでいい点取るじゃない?嬉しいかもしれないけど、受験からすると別にいいことではないよね。解ける問題を解いてるだけだから。大学受験って試験一発勝負で、模試の結果がそれまでどれだけ良くても本番でこけたら落ちるし、模試の結果がどれだけ悪くても本番できたら受かる仕組みだよ。ということは、模試はなんのために受けるか?というと自分ができないところ、わかっていないところを確認するためだよね。模試の結果が悪いってことはそれだけ自分が理解していない問題がどんなところなのか?がわかる機会なんだから、模試は結果が悪い方が得だよ。自分がわかってないところを克服さえすればどんな大学でも受かる。」
この時に自分のマインドセットが変わりました。
冒頭に紹介した「マインドセット」という本によると
世の中には2種類のマインドセットがあり、
①硬直型マインドセット
人間の資質は生まれながらに決まっていて、努力しても叶わない領域があるし、そもそも努力しないといけないことはその人に才能がないからと考えるマインド
②しなやかマインドセット
人間の資質は努力次第でいくらでも伸ばすことができるし、誰でもいつからでも成長はできると考えるマインド
そしてこれらのマインドセットは自分自身の体験や、周りの人から、そして親から何を言われて育てられてきたのか?で形成されるようです。
能力や結果を褒められ続けて生きると、硬直マインドセットになりがちだそうです。
「自分は才能がある、世の中には才能がない人がいる。あぁ、才能がない人たちって可哀想だな。」そんな感じです。中学時代の僕はまさにこれでした。
硬直マインドセットが作られると、人を差別し始めます。自分の能力がいかに高いか?を証明することに最大の関心があり、失敗することを極力恐れます。失敗することは自分が才能がないということになるので、そういう事態だけはなんとしてでも避けたいからです。なので新しいことに挑戦しなくなります。
また、何かうまくいかないことがあったときに人や環境のせいにします。才能がある自分がうまくいかななんてありえない、環境が悪かったり他人が悪かったからうまくいかなかったんだ。
そう言い聞かせるようになります。
一方で、しなやかマインドセットは努力や行動、思考そのものを褒められ続けて生きると醸成されやすいそうです。
「頭いいね!」ではなく、「毎日勉強頑張っているね!」
「売上すごい上がっているね!」ではなく、「営業の準備めちゃくちゃやっているよね!」
「ビジネスの天才だな」ではなく「ビジネスに対する好奇心がすごいね!」
といった具合です。
僕自身はありがたいことに、高校の時の担任の先生との面談をきっかけにしなやかマインドセットが植え付けられました。
結果が出なくても気にしなくなりました。
大事なことは、自分が成長できているか?学習が起きているかどうか?になりました。
新しいことにチャレンジすることが大好きになりました。
あまりにもうまくいかないのでたくさんの学習が起きるからです。
なんでそうなったのか?の言語化が本を読んでできたので嬉しかった!というお話でした。
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◯ゆとり世代(20代)限定のコミュニティ運営しています
「このコミュニティがなければ生まれなかった行動がたくさん起きる」ことを目的に
20代のあらゆる行動のきっかけづくりの場として情報共有やオフ会や悩み相談や目標達成なんかを応援し合っています。
自分と全く違う領域で活躍している人の情報ってなかなか手に入らないですが
(しかも最近人と会えないし)
刺激が得られる場になったらいいなー!って思っています!
無料ですのでぜひ入ってください!
https://peraichi.com/landing_pages/view/yutori-movement
◯クライアントの明太子屋さんです。
直販限定で、どこにも卸していない知る人ぞ知る名明太子です!
明太子好きな方はぜひ!
https://www.hakatamentai.jp/fs/simamoto/c/original
◯ コーチングやります!ご興味ある方は以下のURLよりお申し込みを!
https://kazuma-ishida.studio.site/coaching
◯Twitterやっています
ブログまではいかないけれども、日々の気付きや学んだこと、会議のノウハウなどをつぶやいています。
フォローしてください^^
https://mobile.twitter.com/umpump123
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とある経営者の方に「マインドセット」という本がいい!とお勧めされて最近読みました。
本を読んで、私の人生がいつどう変わったのか?を理解できたのでそれを今日は書きます。
宮崎のとある中学校に通っていたのですが、あらゆる試験で僕は1位か2位か3位しかとったことがありませんでした。4位以下になったことがありませんし、なんなら8割くらいは1位でした。(はい、ええ、自慢です)
親からは「1位すごいねー」と言われ
友達からは「本当に頭いいなー」「天才だなー」と言われて中学3年間を過ごしました。
勉強が好きだったということもありますが、当時そんなに努力をした!とか頑張った!という記憶がありません。
なんとなく普通に勉強していたら1位ばっかり取っていました。
その時の僕はこうです。
「あ、俺って天才なんだな」
「あんなにみんな勉強しているのに、なんで成績悪いんだろう」
すげえムカつくかもしれませんが、本当に自分でそう思っていました。
そんな成績もあってか高校は県内トップの進学校に進みました。当然、自分は天才なので受からないわけがないと思っていましたし、高校でも自分の成績は通用するものだと思っていました。
ところが、高校に入ってみると下から数えた方が早いくらいの成績が続きました。ビリから2番目という成績を取ることすらありました。
そこで、自己否定が始まりました。
「あぁ、俺って馬鹿なんだな」
「この人たちにはどうやっても勝てないな」
「努力しても無駄じゃないか、脳みその作りが違う」
そう思うと対して努力もしなくなりました。
学校の勉強についていって、そこそこの順位をキープできればいいやくらいに思いました。
学年で1位をとってやろう!なんて思わなくなり、そこそこの順位で出遅れなければいいや。という思考が自分の頭に住みつきました。
自分は馬鹿であり、いくら努力して学年1位を取り続ける友達には敵わないと自分の中で決めたからです。
ところが人生の転機が2回訪れます。
1つ目は僕の2つ上の仲良かった先輩が京大に受かったことです。
その先輩は僕と同じくらいの成績だったのですが京大に現役で合格しました。
僕ももしかしたら可能性あるのかなと思い始めました。
また、オープンキャンパスで京都大学を見にいって刺激を受けて「どうしても京都大学に入りたい」という明確な目標ができました。
それから実際に受かった先輩にどうやって勉強したのか?の話を聞きに行きました。
その先輩と同じように勉強すれば受かるはずだと思ったからです。
ところがそんな順調にはいかず、成績は一向に上がりませんし、模試では常にD判定でした。
やはり自分は才能がないから、京大は無理なのかな、努力しても無駄なのかな、、
と思い始めた時に担任の先生に個別にある話をされました。
「テストでいい点取るじゃない?嬉しいかもしれないけど、受験からすると別にいいことではないよね。解ける問題を解いてるだけだから。大学受験って試験一発勝負で、模試の結果がそれまでどれだけ良くても本番でこけたら落ちるし、模試の結果がどれだけ悪くても本番できたら受かる仕組みだよ。ということは、模試はなんのために受けるか?というと自分ができないところ、わかっていないところを確認するためだよね。模試の結果が悪いってことはそれだけ自分が理解していない問題がどんなところなのか?がわかる機会なんだから、模試は結果が悪い方が得だよ。自分がわかってないところを克服さえすればどんな大学でも受かる。」
この時に自分のマインドセットが変わりました。
冒頭に紹介した「マインドセット」という本によると
世の中には2種類のマインドセットがあり、
①硬直型マインドセット
人間の資質は生まれながらに決まっていて、努力しても叶わない領域があるし、そもそも努力しないといけないことはその人に才能がないからと考えるマインド
②しなやかマインドセット
人間の資質は努力次第でいくらでも伸ばすことができるし、誰でもいつからでも成長はできると考えるマインド
そしてこれらのマインドセットは自分自身の体験や、周りの人から、そして親から何を言われて育てられてきたのか?で形成されるようです。
能力や結果を褒められ続けて生きると、硬直マインドセットになりがちだそうです。
「自分は才能がある、世の中には才能がない人がいる。あぁ、才能がない人たちって可哀想だな。」そんな感じです。中学時代の僕はまさにこれでした。
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一方で、しなやかマインドセットは努力や行動、思考そのものを褒められ続けて生きると醸成されやすいそうです。
「頭いいね!」ではなく、「毎日勉強頑張っているね!」
「売上すごい上がっているね!」ではなく、「営業の準備めちゃくちゃやっているよね!」
「ビジネスの天才だな」ではなく「ビジネスに対する好奇心がすごいね!」
といった具合です。
僕自身はありがたいことに、高校の時の担任の先生との面談をきっかけにしなやかマインドセットが植え付けられました。
結果が出なくても気にしなくなりました。
大事なことは、自分が成長できているか?学習が起きているかどうか?になりました。
新しいことにチャレンジすることが大好きになりました。
あまりにもうまくいかないのでたくさんの学習が起きるからです。
なんでそうなったのか?の言語化が本を読んでできたので嬉しかった!というお話でした。
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◯ゆとり世代(20代)限定のコミュニティ運営しています
「このコミュニティがなければ生まれなかった行動がたくさん起きる」ことを目的に
20代のあらゆる行動のきっかけづくりの場として情報共有やオフ会や悩み相談や目標達成なんかを応援し合っています。
自分と全く違う領域で活躍している人の情報ってなかなか手に入らないですが
(しかも最近人と会えないし)
刺激が得られる場になったらいいなー!って思っています!
無料ですのでぜひ入ってください!
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◯クライアントの明太子屋さんです。
直販限定で、どこにも卸していない知る人ぞ知る名明太子です!
明太子好きな方はぜひ!
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