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2018.10.22
- BLOG
違和感
違和感を抱く力という話で
先日ある社長と話が盛り上がりました。
違和感「しっくりこないこと」
を言います。
あなたはどんな時に違和感を感じますか?
・友達と話をしていて、「あれ、なんかいつもと違うなぁ」
・会議をしていて、よし!これでいこう!と言ってはいるものの「なんかよくわからないけど、うまくいかなさそうな感じがする」
・人の話を聞いていて、言ってることは分かるんだけど、なんかしっくりこない
こんな経験ありませんか?
こうした違和感はなぜ感じるのか?
ということですが
しっくりきている状態を体験していないと違和感に気づかないはずです。
しっくりきている。という状態を知っているからこそ、
しっくりきて「いない」ときに「あれ、何か違うぞ」という感覚が生じます。
友達が本当に嬉しそうに笑っている姿を知っているからこそ、
そうでない時に「あれ、何かあったのかな」と気づけます。
ビジネスにおいても、
すごい会議の先輩と話をしていて
「あ、これはうまくいくな!」って思うときと
「あ、これはたぶんうまくいかないな」って思うときってあるよな。
という話になりました。
出てきたものは
・会議室のテーブルの上が汚いと成果が出なさそうな匂いがする
・メンバーから勝手に相談の連絡がくるときうまくいきそうな感じがする
・立候補がだれも出ないときうまくいかなさそうな感じがする
・社長が話をしているとき下むいている人がいるとうまくいかなさそうな感じがする
・参加者と全然目が合わないとうまくいかなさそう
・目標数値をすぐ言えていないとうまくいかなさそう
・実は、、と本音を話し始める人が出てくるとうまくいきそうな感じがする
こんな感じです。
当たり前の話かもしれませんが
このうまくいきそう、うまくいかなさそう、に気付く人と気付かない人がいます。
(私自身も先輩と話していて、あ!そんなとこ気にしてるんだ!と思った部分がありました)
ハインリッヒの法則というものがあります。
Wikiによると、
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つである。
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの
ーーーーーーーーーーーーーーーー
だそうです。
こちらは労働災害についての法則ですが
ビジネスにおいても同じことが言えると思いました。
退職者が出る。
大損害が出る。
クレームが出る。
横領が起きる。
契約にならない。
などいろんなリスクが「1つの重大な事故」だとすると
その手前には「29の軽微な事故」がおきているはずで、
さらにその手前には「300の異常」が存在しているはずです。
ところが多くの場合、
この300の異常を「大したことないこと」としてスルーしていますし、
29の軽微な事故も「まぁよくあること」と軽視しています。
大きな成果を出す人は
29の軽微な事故の時点で過剰に対応して物事を解決するし、
300の異常にもすぐ気付いてなんらかの変化を起こします。
すごい会議の先輩はたまに、
「お前、今やめようと思ってるだろ」とか
「奥さんとうまくいってないでしょ」とか
「本気でやってないよね」というよな
会話をします。
これはおそらく
300の異常に気付いて、29の軽微な事故や1の重大な事故を推測し、
早めに発言しているのだなと思います。
あるホテル会社のマネージャー陣が
ホテルの会議室で会議していた時、
その部屋にゴミが1つ落ちていました。
ところがマネージャー陣がだれも気付かず会議が始まりました。
そしたら社長がいきなり
「あそこにゴミが落ちているが、だれも気付かずだれも拾っていない。
ここに落ちているってことは
ホテル中のどこそこにゴミが落ちている可能性があるし、
そういった教育ができていない可能性がある。
会議なんてしてる場合じゃない。いまからホテル中ゴミが落ちていないかみんなで回ってこい!」
と言い始めました。
私にとっては
お客様のいない会議室で小さなゴミが1つ落ちていたことなんて
300の異常、もしくは29の軽微な事故程度のもので
「大したことのないこと」と思っていましたが
社長からすると
重大な事故を引き起こす異常だったわけです。
そうするといかにこの300の異常に気付けて
手を打てるのか?
が成果を出しリスクを回避する方法です。
ではどのようにすれば
300の異常に気付き、違和感を抱くことができるのでしょうか?
ここについては今自分の中でまとめ中なので
また改めてブログ書こうと思います。
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先日ある社長と話が盛り上がりました。
違和感「しっくりこないこと」
を言います。
あなたはどんな時に違和感を感じますか?
・友達と話をしていて、「あれ、なんかいつもと違うなぁ」
・会議をしていて、よし!これでいこう!と言ってはいるものの「なんかよくわからないけど、うまくいかなさそうな感じがする」
・人の話を聞いていて、言ってることは分かるんだけど、なんかしっくりこない
こんな経験ありませんか?
こうした違和感はなぜ感じるのか?
ということですが
しっくりきている状態を体験していないと違和感に気づかないはずです。
しっくりきている。という状態を知っているからこそ、
しっくりきて「いない」ときに「あれ、何か違うぞ」という感覚が生じます。
友達が本当に嬉しそうに笑っている姿を知っているからこそ、
そうでない時に「あれ、何かあったのかな」と気づけます。
ビジネスにおいても、
すごい会議の先輩と話をしていて
「あ、これはうまくいくな!」って思うときと
「あ、これはたぶんうまくいかないな」って思うときってあるよな。
という話になりました。
出てきたものは
・会議室のテーブルの上が汚いと成果が出なさそうな匂いがする
・メンバーから勝手に相談の連絡がくるときうまくいきそうな感じがする
・立候補がだれも出ないときうまくいかなさそうな感じがする
・社長が話をしているとき下むいている人がいるとうまくいかなさそうな感じがする
・参加者と全然目が合わないとうまくいかなさそう
・目標数値をすぐ言えていないとうまくいかなさそう
・実は、、と本音を話し始める人が出てくるとうまくいきそうな感じがする
こんな感じです。
当たり前の話かもしれませんが
このうまくいきそう、うまくいかなさそう、に気付く人と気付かない人がいます。
(私自身も先輩と話していて、あ!そんなとこ気にしてるんだ!と思った部分がありました)
ハインリッヒの法則というものがあります。
Wikiによると、
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つである。
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの
ーーーーーーーーーーーーーーーー
だそうです。
こちらは労働災害についての法則ですが
ビジネスにおいても同じことが言えると思いました。
退職者が出る。
大損害が出る。
クレームが出る。
横領が起きる。
契約にならない。
などいろんなリスクが「1つの重大な事故」だとすると
その手前には「29の軽微な事故」がおきているはずで、
さらにその手前には「300の異常」が存在しているはずです。
ところが多くの場合、
この300の異常を「大したことないこと」としてスルーしていますし、
29の軽微な事故も「まぁよくあること」と軽視しています。
大きな成果を出す人は
29の軽微な事故の時点で過剰に対応して物事を解決するし、
300の異常にもすぐ気付いてなんらかの変化を起こします。
すごい会議の先輩はたまに、
「お前、今やめようと思ってるだろ」とか
「奥さんとうまくいってないでしょ」とか
「本気でやってないよね」というよな
会話をします。
これはおそらく
300の異常に気付いて、29の軽微な事故や1の重大な事故を推測し、
早めに発言しているのだなと思います。
あるホテル会社のマネージャー陣が
ホテルの会議室で会議していた時、
その部屋にゴミが1つ落ちていました。
ところがマネージャー陣がだれも気付かず会議が始まりました。
そしたら社長がいきなり
「あそこにゴミが落ちているが、だれも気付かずだれも拾っていない。
ここに落ちているってことは
ホテル中のどこそこにゴミが落ちている可能性があるし、
そういった教育ができていない可能性がある。
会議なんてしてる場合じゃない。いまからホテル中ゴミが落ちていないかみんなで回ってこい!」
と言い始めました。
私にとっては
お客様のいない会議室で小さなゴミが1つ落ちていたことなんて
300の異常、もしくは29の軽微な事故程度のもので
「大したことのないこと」と思っていましたが
社長からすると
重大な事故を引き起こす異常だったわけです。
そうするといかにこの300の異常に気付けて
手を打てるのか?
が成果を出しリスクを回避する方法です。
ではどのようにすれば
300の異常に気付き、違和感を抱くことができるのでしょうか?
ここについては今自分の中でまとめ中なので
また改めてブログ書こうと思います。