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2016.10.14

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定義の定義

みなさんは次の言葉の定義をどのように考えていますか?
「問題」
「目標」
「営業」
「大学生活」

ある事象の共通認識をもつために言葉があります。
あなたにとって問題とはなんですか?
目標とは何ですか?
営業とはなにをすることですか?

先日、すごい会議の師匠である大橋禅太郎さんと何人かで会話をしていると、

謙虚ってどんな意味だ?と質問されました。

あるメンバーは、「全ての人を尊重すること」と答えました。
あるメンバーは「常に学ぶ姿勢をもっていること」と答えました。

人によって定義が違うと
同じAさんという人でも、
ある人にとっては謙虚な人であり、
ある人にとっては謙虚でない人になります。

そうすると、いいか悪いかは別として人生生きていくうえでうまく生きていける定義とそうでない定義がある。
という解釈を私はしました。

面白いのは、謙虚の定義は幼い頃に
お母さんやお父さんから謙虚とはこういう定義だからな!
しっかり謙虚になれよ!とは言われていません。

人はなんとなく、言葉を理解し、なんとなく定義付けています。
どんな環境やプロセスで人は言葉を定義付けていくのでしょうか?


きっと交友関係や、趣味、価値観などその人の生き方が
言葉の定義を決めています。

「多くの人は目隠しした状態で言葉を使ってるみたいなもん」
と禅太郎さんは言っていました。

営業を「ものを売ること」と定義している人と、
「問題解決をすること」と定義している人では営業のやり方に明確な違いが生まれます。

日常的に使っている言葉の定義を疑うだけで多くの気付きが生まれます。
「友達」の定義は何か?
「家」とは何か?
「仕事」とは何か?
「つまらない」とはどんな状態なのか?

意図することが気付きに繋がり、成長に繋がります。
気づかないと成長できません。

「気遣いができる人は成長しやすい」とある人が言っていました。
私は気遣いが苦手です。

【気付く】ことのできる自分でいます。
以上です。
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸