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2015.12.14

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言葉が変われば意識が変わる

「この前カンボジア行ってきたんだ」
「へぇ!そうなんだ!どうだった?」
「楽しかったよ」

よく聞く会話です。以前僕はよくこのようなコミニケーションをとっていました。
しかし、「どうだった?」と質問するとかえってくる答えは
多くの場合
「楽しかった」
「よかった」
「おもしろかった」などです。

これでは何も生まれていません。
強いて言うなら会話のキャッチボールをすることでアイスブレイクになっているのかもしれませんが。

ここで「どうだった?」という質問を
「日本と何が一番違った?」
「どんな発見があった?」などに変えると
返ってくる答えはどうなるでしょうか
僕が言うには、より聞いていて面白いと思える魅力的な答えが返ってくる可能性が高まります。

どういう答えが返ってくるのかはどういう質問をするのかに依存する関係があります。

すごい会議のコーチはものすごく簡単に言うと
「プロの会議の司会者」です。
つまり【言葉】を商品にしています。
ですから日常的に使う言葉にも気をつけるようになりました。
先輩との会話でもコーチとして効果的でない言葉を使っていると
飲み会の場であろうが躊躇なくフィードバックを受けます。

例えば、
「社長、2分お時間いただいてもよろしいですか?」
と社長にいうと100%「いやだ」と返されるんです

初めは「えええええええ、、うそぉおおお」と思いました。
これどういうことかというと、
どすえでは「~してもらえませんか?」「~していただけませんか?」というコミュニケーションは
一切使われません。
会社の中で、発言は3Sという約束があり、これは
Short(短く)
Simple(簡潔に)
Straight(直接的な表現で)という意味です。

常に「~させてください」「~してください」と言います。
内定者の僕でさえ、社長に対して「社長、~してください」と当たり前のように言えます。
これはコミュニケーションをわかりやすくスムーズにするためです。

初めは言ってしまう癖を変えるのに苦労しましたが
今では自然に言えるようになり
先輩に対してでも遠慮せずにリクエストできるようになりました。

と同時に今までは人に嫌われたくないからという深層心理のもと
表現を遠回しにしてしまう癖がありましたが
徐々に自分の考えや想いをアウトプットできるようになってきました。
そうすると不思議な事に以前よりも自分に自信をもてるようになってきました。

自分の意識は簡単に変えられないけれど
言葉を変えると意識が自然に変わってくることを実感しました

言葉ってすごいですね

おわり
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸