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2019.6.18

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たーげっと

あなたのサービスのターゲットは誰ですか?

と聞かれた時に

「40代前半の主婦です。」
「従業員規模50名以上の会社です。」
「上場を目指している会社です。」

なんて答えているのは
ターゲットを条件で絞り込んでいる状態です。

恋愛対象は誰ですか?

と聞かれた時に

「年収1000万円以上で身長180cm以上ある人です。」
「Cカップ以上で毎日手料理作れる人です。」

なんて答えている場合も
条件でターゲットを絞り込んでいます。


条件でターゲットを絞り込むと何が起きるか?

ものすごく明確にフィルタリングできます。
この人はOK。この人は違う。
といった感じで、

仕分けがスムーズです。

ただし、
結局条件面でターゲットを絞り込むというのは
「自分のため」に他なりません。

なので条件で絞り込んだところで
「このサービスはうちにはちょっと違うんだよね」
「この人なんか一緒にいても楽しくない」

みたいなミスマッチが起こり得ます。

先日コーチングを受けていて

「ターゲットは悩み(関心ごと)で絞り込む」

ということを学びました。

サービスでいうなら
「中間管理職が機能せずに現場のパフォーマンスが上がらない会社」
「一部のセンスのある営業マンの成果が偏っており、営業の勝ちパターンが何も仕組み化されていない会社」

恋愛でいうなら
「アウトドア派で新しいこと始めるのが好きな人」
「オタク気質で何かを極めることに長けている人」

みたいな感じで絞り込む。ということです。

そうすると
ミスマッチがかなりの確率で減る気がします。

また、
「従業員50名以上の会社」をターゲットに設定した時の
マーケティング施策や営業戦略と

「中間管理職が機能せずに現場のパフォーマンスが上がらない会社」をターゲットにした時のマーケティング施策や営業戦略は違ってくるはずです。


これは自分の中で大きなパラダイムシフトでした。

大学試験でもセンター試験と2次試験があり、センター試験で足切りがあるように

条件は足切りには使えると思います。
選択肢が多すぎると効果的な判断ができなくなると脳科学では言われているみたいです。

選択肢を絞るために条件でフィルターにかけるのは構いませんが

世の中の多くが
条件で絞る→悩みで絞るという順番で戦略を考えている気がしますが

実際、
悩みで絞る→条件で絞るのほうがスムーズに意外といくんじゃないかなぁなんて思いました。



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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸