物事を考える時の「正しい考え方」が
幹部全員に伝わり始めている

株式会社オリエンタルゴールド

顧問前川 和満 氏

設立:2010年10月

事業内容:宝飾品古物買取


すごい会議は成長のためのチャレンジ





ー 創業と現在の事業について教えてください
グループでいきますと、7年経ってまして、今期で8年目に入ります。今の内容は総合リサイクルを中心にやっておりまして、一番売上のメインになっているのは宝飾、貴金属、ブランド品などの売買がメインで、もう一つは海外の輸出です。「USED IN JAPAN」という、日本で使われたものが海外では非常に需要が高いので、海外への輸出をやっています。主にそれも古物、中古品ですのでやはりこれも総合リサイクルになります。

ー  前川さんが顧問になったのはいつからですか?

キャリアでいうと12年目。今のこのグループの代表としては8年目になります。

ー  実際にすごい会議を導入しようと思ったきっかけを教えてください
事業的には社歴7年を超えるメンバーが育ってきまして、さらに今は若いメンバーをもっともっと上にあげたいということで、精一杯会社の中でいろんなミーティングをするんです。その中で、新しい考え方や外の考え方をちょうど模索していた時にすごい会議の広告に出会って。本は以前に読んだことがあって、そのシステムを使ってやっているのであれば何か新しい発見ができそうだなと思い、トライアルで一度やってみました。

ー  実際、最初にミーティングさせていただいたときは既に「どういう風にやっていきますか?」と導入前提で話していましたね。
あのときは事業所がいくつか分かれていましたので、すごい会議の導入の仕方としてメンバー集めて一箇所で行なっていくのか、担当の方がいろんな拠点に出向きながら営業所ごとにやっていけるのか確認したかったので、やる前提じゃないとできない話でしたから。それでまあやる前提のような形で話させてもらいましたけど、気づきが生まれて人が成長すると、それは企業の成長なので、成長目指した一つのチャレンジかなと思って、考えてましたね。





全員が発表できる仕組みが斬新





ー  具体的にすごい会議で改善したいと思ったことはなんでしたか?
課題はたくさんありますよね。事業を前に進めていくとやっぱり新しい課題はどんどん出てきますし、現状維持の仕事ではないので。でも一番は、みんな仕事をしていく中でいろんな問題にぶち当たっていくんですけども、それは必ず解決できるものであって、「それを解決できるんだよ」という可能思考を手に入れて欲しかったですね。

ー  すごい会議のトライアルDay1を実施して何を行いましたか?
あまり日本ではないやり方、例えば提案をポストイットに書くとか、文字に起こしてからそれを発表するとか、発表するときも事実をベースに発表する。「私が言うには」という、本心でものを言えるようにしていたり、あるいはそういう仕組みを作っているのが自分にとってはすごく斬新でした。やはり会議の場で正解ばかりを考えすぎていつも発言がない社員がいたりとか、自分のアイデアや思いをうまく口にできない社員が多いと思うのですが、Day1をやった時には全員が発表できていたので、 それだけでも非常にいいなという印象はありましたね。

ー  すごい会議を通してどんな変化がありましたか?

物事を考える時の正しい考え方とか、なんとなくで今思っていたことを「これは区分するんだよ」とか。これは解釈でものをいうんじゃなくて事実で考えるとか。なんとなくでうまくいっていなかった理由や、前に進めなかった理由が分かり始めているメンバーがいるということと、目標を明確にしていくことでより具体的な問題が見えてきました。まだ少しずつですけど変化が起きてきたな、という感じはします。

ー  特にこの社員が変わった、というのはありますか?
千葉営業所の責任者は今まで本当に発言が控えめで発言しなかったんですけど、会議の中でも積極的に発言するようになりました。それだけでもすごい進化だと思いましたね。





すごい会議を「使い倒す」





ー 実際に会議でどんなことを発見されて、今後どのように生かしていきたいと思っていますか?
正しい方法をどんどんインストールしていきたいですね。Day4を終えてまだ馴染みきってないというか。自分の今までのやり方や、分かっているやり方でやっている。分からないことにはなかなか興味を示さない。それはやらないから分からないだけであって、やればできるようになると思っているので、今のこの仕組みをインストールしてそれを基準に営業所単位でも同じような時間を作って同じような会議が運用できる、という風になっていきたいですね。

ー 会社の雰囲気はどんな風に変わってきましたか?
会議ってやっぱり数字の話がすごく多いので、うまくいってない時は重くなりますし、うまくいった時はにこやかな空気になりますし、その時の会社の状態に応じて雰囲気って変わっちゃうんです。しかし、すごい会議の場合はスタートでコミットの唱和があって、今の現状、うまくいっていることの発表があって、いつも同じような形で入っていけるので、会議の空気感は非常にクリアになったと思います。

ー  社内の会議にはどんな変化がありますか?
これは拠点ごとなんですけど、社員から発表を得る時にポストイットにメモを取らせてそこからホワイトボードにどんどん貼っていって意見をまとめていったりとか、責任者の意思決定が「こうするから」だけではなくて、全員から提案をさせた上でじゃあみんなでやっていこうというような進め方に変わったりとか、まだまだ少しずつですけど変わってきたところはあります。

ー  みなさん、「やる」っていうことに関しては、かなり力強いですよね。
そこは今までの社風っていうか、営業なので、迷ったらやろうっていうのは取り組みとして過去にありましたね。ただ、いまのパワーは3倍4倍とさらにあげて行きたいですね。

ー  今後すごい会議に期待すること、もしくはコーチに期待することがあれば教えてください。
一つは今の考え方をどんどんどんどんインストールしていきたいので、これからさらなるサポート、コーチには大活躍を期待しています。まあやっぱり今は情報がすごく大事なので、「うまくいっていること」は宝に等しい情報です。今見ていらっしゃる会社様のうまくいっている成功例などもいろいろアドバイスしてもらいながら、今の自分たちのやり方にも”自分たちは気づいていないけれども非常に効率が悪い”とか、”それはやり方的にはアナログすぎて今は難しい”とか、他の目線から見てわかることがあると思うんです。そこもわかるところがあればヒントやアドバイスいただけたらと思います。

ー  すごい会議コーチの西澤のどんなところに魅力を感じていますか?
社会人経験は非常に短いですし、経歴として経験値が高くないとは思うんですけども、それはみんな同じだと思っていて。スタートからどんな風に成長していくかというのは見ていて楽しいですし、まだ半年経ってないくらいですけども、その間でもいろんな勉強して変化しようとしているのは見ていてわかるので、一緒に大きくなっていければいいかなと思っています。

ー  すごい会議をどんな会社や社長に勧めますか?

例えば今ある程度のボリュームがあって、10名以上のチームで前向きに動いている会社の社長だったら紹介しやすいんですけど、本当に必要なのは経営に苦しんでいて出口が見つからない時期に陥っていて先が見えない、そういう会社さんにこそ本当は導入したほうがいいと思うんですよね。心当たりはあるんですけど、おせっかいになるかと思ってまだ連絡していません。問題解決がうまくいっていない、今までのやり方に固執してしまっている、たくさんそういう会社様がいらっしゃいますので、そういう会社様が導入すれば劇的な効果が生まれるんじゃないでしょうか。


Day 2021年8月24日

CLOSE

KAWAI-TAIRIKU 川井大陸