社内コーチ育成に励み「日本一」を目指す

株式会社リバティ

代表取締役蓮尾 耕司 氏

設立:1997年3月

社員数:130 名 総従業員数:150 名 ( 2014 年9 月 現在 )

事業内容:新車・中古車販売 / 車検・修理・板金・塗装 / カー用品販売 / 保険代理業 等

セッション開始:2011年9月


すごい会議の効果で「プラスαの成長」





ー すごい会議を導入して3年、どんな体感していますか?
問題を発見する能力が上がり、問題に対して解決のスピードが格段に変わりました。実は、今朝も営業マンが集まっていたので、「何をしているのか?」と尋ねると「問題解決会議をしています。」と答えました。よくよく聞いてみると何年も前から定期的にやっていて、他の部署でも同様に行っていると聞いて、びっくりしました。
僕が何も言わずとも、社員だけで今までの会議とは別に「問題解決」をすることが、我が社の文化になりつつあります。すごい会議の効果は絶大だと感じました。

ー 「問題解決」によって、どんな効果が出ますか?
販売成約率が35%から50%になり、成約率70%の成果を出す営業マンも出てきています。
すごい会議の主担当のメンバーの成長はもちろんのですが、この3年で一番成長した営業マンはスキルが格 段に上がり、部下の育成まで出来るようになりました。 すごい会議を導入することで通常「プラスαの成長」が間違いなくあり、「企業人」としての成長スピードは 通常の2倍以上あると推測しています。そうでなければ4年目の契約はしていません(笑)。

ー 4年目のすごい会議導入を決めたキッカケは何ですか?
問題や課題が短期間で浮き彫りになり、スピーディーに解決していくことをすごい会議導入1年目に体感し、2年目もサポートいただくことにしました。
その頃川井さんから「社内コーチ」のご提案をいただき、「自分たちで見様見真似をして実施しても出る成果は半減してしまう」と考えていた僕はすぐに導入を決め、同時に最低でも3年はすごい会議をやり続けないと自分たちのものにはならないと思い、今に至ります。 また今期は山下のような「社内コーチ」を5名ほど育成する計画をしています。彼らは今後の事業拡大において、重要な存在となるでしょう。





成果を出し続ける「社内コーチ」





ー 現在「社内コーチ」として活躍している山下さんは、どんな成長を遂げ、どんな成果を出しているか、お聞かせください。
まず、山下自身が劇的な成長を遂げています。セッションの事前にゴールイメージをしっかりと持ち、複数 の問題や課題の中から、今、一番問題となっていることを自身で見極める力を身に付けました。
また、全店舗すごい会議のセッションを実施することで、全店舗のベクトルが1つの方向に統一することが出来て、数えきれないほどの成果を出してくれています。
現在弊社には大きな問題はほとんどなく、今までなら問題とも思わなかったような小さなものまでも「問題」として取り扱い、限りなく解決していくことで会社全体の環境がみるみるうちに良くなっていきました。問題解決を繰り返していくことで明らかに「問題のレベル」が変わってきています。これも全て社内コーチとして頑張ってくれている山下の生み出した成果です。 彼は現在、整備部門の責任者をしながらセッションを受け持ちコーチングしていますが、新たな5名の社内コーチが育った暁には、今 度は彼らが新たにコーチを育成し、永遠に社内コーチが育成される状態となる仕組みを作り上げていきたいです。これから1年間でス キルを身に付け、山下のような社内コーチに成長してくれることを期待しています。









「日本一」を目指すと行動が変わる





ー すごい会議の手法でのコーチングは、他コンサルとどんな違いがありますか?
すごい会議は「目標を達成するうえで、障害となっている問題や課題」を取り扱い解決していく。ただ問題を解決するだけではなく、目標が達成される頃には会社全体が進化していることになります。
目標や夢、ビジョンを持ち、志の高い社長はすごい会議で必ず成果が出ます。日本の企業では「コーチ」がつくこと自体、まだまだ浸透していませんが、アスリートにコーチをつけるように、経営者にもコーチをつける文化が生まれたら面白いですよ。

ー 「コーチ」の存在があることで、社長ご自身にどんな成長を感じられましたか?
「許したくないが、許し続けていること」に対してこだわりを持つようになったことが僕の一番の成長です。
業績も一定に伸びているし、100 点満点で80 点くらいだったとしても、「みんな頑張ってくれているから仕方ない」などと言い訳をして、ズルズル許していました。
それが「絶対に100 点以上を目指す」という意識に変わりました。 そのキッカケとなったものが「日本一」に置き換えて問題解決をする手法です。「京都一」を目指す時と「日本一」を目指す時では、考え方や行動、発言の全てを変えなければならない。今のままでは無理だ、何が問題となっているか、と次々に問題を明確にして、その問題に対して全社を挙げて取り組む。「日本一」を目指すことで成長の伸び代が無限大に広がることが分かりました。

ー 「日本一」達成に向けて、今期はどんな1年になりそうですか?

今期は業界日本一になるための土台作りの1年になると思います。
そのために「日本一を目指すうえで必要な人材」として、4月から30名の新入社員を迎えることとなりました。彼らは「採用の最強チーム」が採用活動に徹して集めた30名です。 彼らを育成し、今期は今までの3倍以上のスピードで新店舗の出店する計画を立てています。
またすごい会議と川井さんの力をお借りして「日本一」を目指 して進化し続けます。










リバティに3年間で起きたブレークスルー





● 販売台数・成約率
1. 営業のメンバーでVFB セッションの実施

2. 低成績者を集めての合宿を一泊二日で実施
2011 年:4067 台 → 2014 年:6692 台 】【2011 年:33 % → 2014 年:46 % 】


● 車検台数・車検防衛率
3. 社内にコールセンター部門を設立
【 2011 年:3305 台 → 2014 年:9047 台 】 【 2011 年:59 % → 2014 年:65 % 】


● 保険付保率
4. 全店に保険担当者を任命し、全店で保険についての勉強会を実施
【 2011 年:25 % → 2014 年:38 % 】


● 新人年間成約率
5. 営業の新入社員を集めてのすごい会議を実施
【 2011 年2 月:35% → 2014 年2 月:47 % 】(単月)


● 新入社員数
6. 採用の問題解決を行うチームを発足。
【 2011 年入社:11 名 → 2014 年入社:19 名 】


● 車検粗利単価
7. 受付、車検担当者の鉄板トークを作り、全てのお客様へ提案。
【 2011 年:24,643 円 → 2014 年:28,881 円】


Day 2021年8月24日

CLOSE

KAWAI-TAIRIKU 川井大陸