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2018.9.13

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深センれぽーとその2

1つ前の記事に続き
深セン旅行で考えたことをまとめます。

▽we chatのインフラ化がえげつない
通訳さんの荷物みると現金を600円くらいしか持っていませんでした。
(しかもその600円は何ヶ月も使わずそのままらしい)

We chatという日本でいうラインみたいなSNSがあるのですが
そこのwe chat payというまぁ、line payみたいな機能で全ての買い物ができます。
タクシーも電車も、ご飯もスーパーも自販機もありとあらゆる買い物がwe chat payで済みました。

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(会社内のお菓子もwe chatで購入)

極めつけはスーパーです。
レジがなく、スーパーの棚には商品と商品のQRコードがあるんです。
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買い物客は買いたいもののQRコードをwe chat payで読み込んで、
その場で1つ1つ購入します。
買ったものは勝手に持ち帰っていい。
というシステムです。

このシステムはびっくりでした。


しかも物乞いしているホームレスさえもwe chatで寄付を求めるとか、、
紙に信頼を乗せる時代は必要性が乏しくなってきているのかもしれません。


深センでは現金を持ち歩かない人が多数派みたいです。
(逆にいうとスマホがないと生きていけない)

また、日本でいうところのUber eatsみたいなサービスが展開されていて、
何か欲しいものがあった時にネットで注文すると
近くにいる人が代わりに家まで運んでくれるサービスがあるようです。



あのカフェのコーヒーを飲みたいな。と思ってネットで注文すると
1時間以内に指定の場所(家やオフィスや遊び場)に届けに来てくれるみたいです。(しかもその手数料は100円くらい!)

ソフトウェアパークというスタートアップやベンチャーが集まっているところは
ランチをそのサービスを使って運んでもらって来る人がたくさんいました。

Amazonの24時間以内配送で衝撃を受けていましたが
1時間以内配送でした。

そんでもってラインやFacebookは使えないように制限されているので
もうwechat最強です。

将来日本もラインがそうなっていくんでしょうか。。

▽中国人の考え方
何人かでランチをとっている時でした。

とりわけをするときに、スプーンが必要になり店員さんに
「スプーンをください」と依頼しましたが
なかなか持って来ません。

待ちきれずに、1人のメンバーが自らスプーンを取りに行きました。
そのあとに店員さんが遅れてスプーンを持ってくると

「問題は解決しました」と通訳の人が伝えていました。

この伝え方は日本にはないなぁと思いました。

また、食事しているときに暑いなと言いながら
通訳の人が立ち上がって勝手にエアコンの温度を下げに行っていました。

問題をいかに解決するのか?についてのそもそもの行動のスピードや考え方が
日本と少し違うなと感じました。

中国人の人が図々しいなとアルバイトしていたときに思っていましたが
彼らなりに問題解決しようとしていただけなのかもしれません。


▽で、何をするか?
すごい会議でよく言われる言葉です。
「めっちゃ勉強になりました」「すごく感動しました」
「めっちゃ良かったです!」などと感想を口にしたもんなら
すぐさま、「で、何するの?」と聞かれます。

行動変容が起きない限り、その時間に意味はない。
という文脈があったりします。

4日間しかいなかった深センでしたが
日本は海外を見ていなすぎるなと感じました。

縮小していく日本市場でいかに戦うか?よりも
世界でどう戦うか?をもっともっと視野に入れていかないと
中国(海外)の人口の勢いや経済の勢いに一瞬でやられていくんだろうなと危機感を抱きました。

もっと海外の情報を取りに行くことをやります。
海外展開している人の話をもっと聞いたり、本を読んだり、
日本だけの基準で動いていてもあっという間に終わるかもしれないと感じました。


おまけ
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(謎のキャラクター)


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(どうやって入んねん)

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(歩道橋のど真ん中に乗り捨てされているシェアライド。多いときは1ヶ月で5000万台が作られていたらしい。シェアライドあり過ぎて、その管理が問題になっているそう)
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸