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2018.6.11

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自分の基準

ハワイにて、
人生4度目のトライアスロンの大会に出てきました。

すごい会議みんなでいくぞ!ということになり
30人近くでハワイ島に行ってきました。

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20人ほどが出場し、残りは応援です。

練習以上の成果は出ない。という言葉があり、
世の中の9割くらい間違いなく練習以上の成果は出ないと思いますが、

練習への取り組み方でいろんな発見がありました。


出場するメンバーはみんな各自得意な競技と苦手な競技があります。
(僕の場合、ランが得意で、スイムは苦手で、バイクは普通です。)

それぞれが自分で仕事の合間をどうにか見つけて練習をします。

僕の場合は毎日筋トレをしたり
朝6時から自転車に乗ったり
夜中ランニングしたり
スイムも週1ではどこかで時間をつくって泳ぎに行っていました。

ただ、振り返ると全て
自分の中で「これくらいやればいいかな」という”自分の基準”で考えて
練習していました。

先輩に「けっこう練習しました!」と言って練習内容を話したら
「あなた、ナメてるね」
と言い返されました笑

ある先輩は毎朝5時に起きて自転車をこいでいたらしいです。
眠くても、めんどくさくても、体調が優れなくても、
とにかく判断せずに起きたら自転車に乗る。
「ただそれだけだから。」だそうです。

雨の日も風の日も熱がある日も出張していても
とにかく毎日3kmランニングをもう3年以上続けている先輩もいます。

ある先輩はもともと泳げなかったそうですが、
(本番は海を1.9km泳ぐ)
週8プールに通って55歳にして見事に完走している先輩もいます。


私は出場したメンバー中おそらく真ん中より少し下のタイムでゴールしました。
24歳で、若さと気合いにあふれているにも関わらず年上の仕事めちゃくちゃ働いている先輩方に負けました。

それは自分の基準だけで考えて練習していたからだろうなと思いました。

自分なりに頑張った。
自分なりに考えた。

には何の価値もない。
という立場に立ってみることの重要性に気付きました。

後輩に同じく泳げない人がいて
その子は「泳げなかったんで週3回プール通って練習しました!」と言っていました。

<泳げない>というスタート地点は同じだったにも関わらず

週3回を「頑張った」とするのか
週8回練習することを「頑張った」とするのか
で全く成果は変わります。

うちの代表はよく
「成果の出ていないお前の脳みそで考えて判断するな」という言葉を使います。

自分の頭で考えて、将来を見通し、計画したり行動することが重要であると同時に

すでにうまくいっている、成果を出している人のやっていること、考えていることを
判断せずにとにかくやってみる。ということも重要だと振り返りながら感じました。


自分の基準、自分の当たり前で行動していると
自分の現時点での能力で出せる結果しか出ないわけです。

そうすると、
うまくいっている人の考え方や行動というのは
その時点での自分には理解できなくて当然かもしれません。

なぜならば、分かっていたら相応の結果が出ているはずだから。

メルカリの記事を読んだ時に
「メルカリのバリューは
・go bold(大胆にやれ)
・Be professional(プロであれ)
・All for one(全ては成功のために)
の3つで、社内では
”それってboldなの?”みたいな会話が飛び交っています」

という内容を見ました。

自分の基準で考えない仕組みです。

大胆なのか?
プロなのか?
そんな基準で物事が考えられ、意思決定され、行動される。

そんな基準で動けていたらうまくいかないはずがないなと記事を読んでいて思いました。


自分の基準でないもので
判断し行動することは違和感があるし、きっと抵抗があるし、
やりづらさもたくさんあるはずです。

ところが
非凡な成果のためには、求める成果が今の自分の延長線上にないものであれば、
基準値を変えて行動することを楽しんでいこう。

そんな学びのあるトライアスロンでした。
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸