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2018.2.22

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差異

区別

あなたはうんちとうんこの違いを知っていますか?







私は知りません。




は?

と思ったあなた。
ごめんなさい。調べてくださいw


ここで何が言いたいかというと
「うんち」と「うんこ」は似ているようで別物である。ということです。


このような
「似ているようで別物である」ものは世の中にたくさんあります。

恋/愛
謙虚/謙遜
デブ/ぽっちゃり

といった「言葉」に関する区別もあれば

ポジティブ/ネガティブ
ありふれたものを当たり前と思う/ありふれたものに感謝する
問題があったときに仕方がないと思う/問題があったときにどう解決するかを考える

など「考え方」に関する区別もあります。

私は陸上を小学校から高校までやっていて大学時代も100kmマラソンに出ていましたし、
今はトライアスロンをやっていてずっと走り続けてきました。

私は「走ること」に関していくつも区別があります。
上り坂を走る時と下り坂を走る時の走り方は違いますし、
人の前を走って集団を引っ張る時と人の後ろについていくときの走り方は違います。
追い風の時と向かい風の時とで走り方は違いますし、
800m走る時と1000m走る時では走り方が変わります。
余裕があるときの走り方と余裕がなくなってきたときの走り方は当然変わります。


区別というものは
「見分けられて、選択することができる」ということです。


「あ、今上り坂だから走り方をこういう風に変えよう。」とか
「あ、今前を走っている人の首が左右に動くようになってきたからスパートをかけて抜かそうかな。」
など一見気にしないところを見分けることができると、行動が変わって、成果が変わってきます。

あるものを極めているとその道に関する区別が大量に手に入ります。

犬が好きな人は犬に関する区別をたくさん持っていますし
お肉が好きな人はお肉に関する区別をたくさん持っています。
営業をずっとしてきている人は営業に関する区別をたくさん持っています。


区別ができると選択肢が広がるので
対応できる領域が広がります。

そして、区別ができると
再現性を持って繰り返すことができるし
人に教えられることができるし
他の領域にも活用して活かせることができます。


きっと何か特別な成果が出たときには
そこに何らかの区別があるということです。
今までと同じことをしていたら同じ結果しか出ないので
何かの領域で今までとは異なることが起きたが故に特別な成果がでるわけです。

それはきっと
「場数を踏んだから」
「頭がいいから」
「運が良かったから」
なんて薄っぺらいものではなくて
ナニカが今までと変わったはずです。

努力の成果ではなく、
努力の末に手に入れた区別の成果なはずです。

(余談ですが、
半年ほど前、先輩に「売れてる◯◯とお前何が違うと思う?」と聞かれて
「経験が違います。」と答えたら
「経験を理由にしてたら一生成長しないぞお前」と言われました。

経験を理由に成果を語っていたら今日からの行動が変わりません。
そして一生先輩を抜かすことができません。)



今、なんでこんなブログを書いているかというと
去年の年末、私はビジネスが絶好調だったのですが
その原因がわからないんです。
なぜか一気に成果が出たんです。
前年1年間の売上が1ヶ月で上がりました。

そこに関しての区別ができていません。

だから再現性がないし、
人に教えることもできないし、
他の領域に転用することもできていないんです。


まぁ、今頃年末のことを振り返っているのが時すでに遅しなのかもしれませんが笑
成果が出た瞬間に、区別の分析を徹底して振り返る重要性を学びました。



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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸