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2018.3.17
- BLOG
就職活動に思うこと
「就活は恋愛だ!」
なんてよく言ったりしますが
共通点を自分なりに考えてみました。
共通点1;結局はフィーリングなところ
大企業/ベンチャーという二項対立があったり肉食系/草食系という二項対立があったりしますが、条件にどれだけマッチしていてもピンとこないことがありますし、
逆に条件とは全然違う場合でも、なぜか惹かれてしまう場合があります。
結婚相談所では条件が細かい人ほど結婚できないみたいです。
ということは就活でも条件はそんなに細かくしないほうがいいかもしれません。
共通点2;両思いでなければ関係性を深められない
関係性を深めるというのは、恋愛でいうと付き合うこと、就活でいうと入社ですが
片思いでは何も起きません。お互いに選び合うことが求められます。
お互いを知り合わないと関係性が発展しにくいです。
共通点3;思っていたのと違った
カップルが別れる理由ランキングをネットで調べてみました。
1位:相手が浮気していた
2位:欠点が我慢できなくなってしまった
3位:連絡したり会う頻度の価値観が違った
みたいでした。
対して新卒が会社を辞める理由は主に4つみたいです。
1:仕事が自分に合わない
2:人間関係
3:賃金
4:労働環境
よく恋愛で、
好きになった理由は説明できないけど、別れる理由は明確に言える。なんていいますが
就活もそうかもしれません。
人で選んだ、理念に共感して、、など入社理由はふわっとしていますが
離職理由はおそらく個別具体的です。
恋愛も就活も自分が妥協できるところと妥協できないところの区別と、その合意形成ができているといいかもしれません。
とまぁ3つくらい共通点書いてみましたが飽きてきたので
違うこと書きます。
一応私も会社の採用みたいなことをやっていまして
学生向けにイベントしたり、面談したりしていて話す機会があるのですが
個人的に違和感抱くことがあるのでここに「超個人的」なツッコミを入れていきます。
(超個人的なので批判や意見等あればぜひ言ってください。僕自身思考を深めたいです。)
◯「僕の就活の軸は3つあって、1つ目は人で、2つ目は成長環境で、3つ目は、、、」
軸が3つあったら選べないと思います。
恋愛に例えるなら、
おっぱいはCカップ以上が良くて、身長は160cm以下がよくて、料理がうまい人がいい。って言っているようなもんです。
こういうことを言っていると、
おっぱいはAちゃんがいいんだけど、身長でいうとBちゃんがいいし、料理でいうとCちゃんがいいんだよねーみたいなことが起き兼ねません。
これだと企業も選べません。
私がいうにはそんなのは軸ではなくて、条件とか判断材料の一部です。
軸っていうのはもっと抽象的で人生の判断基準みたいなもんなんじゃないかなとかってに感じています。
軸があることによってA社とB社で悩んだ時にその軸を考えただけでどっちの会社がいいのか判断できるものです。
例えば、「5年後に経営者になりたいから経営と営業の実践を通して学べるところがいい」みたいなものが軸だとすると、
どちらが経営と営業を学ぶのに効果的なのか?という基準で会社を比較検討できるようになります。
もしそれで意思決定できなければ軸をもっとバージョンアップすればいいと思います。
◯「ピンとくる会社がない」
これは「出会いがない」と言っているのと僕の中では同じです。
出会いなんてそこら中にあるんです。
会社なんて腐るほどあるんです。
ただ、ピンとくる会社(人)がいないとのこと。
こういうパターンになると考えられるのは
①理想が高すぎる
②何にピンとくるのか自分でも分かっていない
のどちらかなんじゃないかなと思います。
①の場合は、完璧な人間がこの世にいないように完璧な会社なんてこの世にないので
何に妥協できて、何は譲れない部分なのかを明確にしたほうが(自分なりの)いい会社に出会いやすいです。
②とりあえず自分の興味が少しでもありそうな会社でインターンするのがいいと思います。
(ここでいうインターンは1dayとか1週間ではなく少なくとも3ヶ月以上がっつり社員のように働くインターン)
果物食べたことない人に、好きな果物は何?と聞いても答えられるわけがありません。(だって分からないんだもん)
働いたことない場合、どんなとこで働きたい?と聞いても本質的な答えだとは限りません。
実際に動いて働いてみると、
こういうこと楽しいな!とか
これには我慢できないな。とか
もっとこういう環境がいいな。とか
色々気づくことがあるんじゃないかなと思います。
それを踏まえると色々とピンとくるセンサーの精度が上がってくるのではないかと。
◯「とにかく市場価値高めたい」
僕の中でこれは「とにかくモテたい」ってことです。
「モテる」には個人的に区別がありまして
同性からモテるかモテないか、異性からモテるかモテないかという区別です。
異性からモテるけど、同性からはモテない人もいますし、
同性からもモテるけど、異性からモテない人もいますし
同性からも異性からモテる人もいます。
就活でいうと市場価値を高めたいと一口に言っても
あらゆる業種・人・市場からの価値なのか
特定の市場における価値なのか
市場価値ってなんの価値なの?というところを突き詰めておかないと
いろんな会社が「裁量権があって成長できます!」と唄っているので
あとで後悔しかねません。
どんな会社に入っても成長する人は成長するし、成長しない人は成長しないので
どう成長していきたいか?を明確にしておいたほうが
望む人生が手に入りやすいんじゃないかなと思います。
僕はすごい会議どすえというドベンチャーというか、
会社なのかさえ微妙な(出勤もないし、固定給もないため)ところにはいりましたが
別に学生はベンチャーに就職すべきだ!とは思っていませんし、
大企業の環境や福利厚生や事業規模が羨ましいと感じることが度々あります。
接する学生に僕が提供したいことは
「早く働きたい!」と言える状態になることです。
社会人になるの嫌だ、、
働きたくない、、
って言われると悲しくなります。
僕は仕事すっごい大好きなので、よけいにモッタイナイ!と思っちゃいます。
仕事が全てじゃありませんし、人によってベストは異なりますが、
それぞれの人の人生にとって後悔なく納得感のある意思決定をして
毎日を楽しむ人でこの世が溢れたらなと思います。
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なんてよく言ったりしますが
共通点を自分なりに考えてみました。
共通点1;結局はフィーリングなところ
大企業/ベンチャーという二項対立があったり肉食系/草食系という二項対立があったりしますが、条件にどれだけマッチしていてもピンとこないことがありますし、
逆に条件とは全然違う場合でも、なぜか惹かれてしまう場合があります。
結婚相談所では条件が細かい人ほど結婚できないみたいです。
ということは就活でも条件はそんなに細かくしないほうがいいかもしれません。
共通点2;両思いでなければ関係性を深められない
関係性を深めるというのは、恋愛でいうと付き合うこと、就活でいうと入社ですが
片思いでは何も起きません。お互いに選び合うことが求められます。
お互いを知り合わないと関係性が発展しにくいです。
共通点3;思っていたのと違った
カップルが別れる理由ランキングをネットで調べてみました。
1位:相手が浮気していた
2位:欠点が我慢できなくなってしまった
3位:連絡したり会う頻度の価値観が違った
みたいでした。
対して新卒が会社を辞める理由は主に4つみたいです。
1:仕事が自分に合わない
2:人間関係
3:賃金
4:労働環境
よく恋愛で、
好きになった理由は説明できないけど、別れる理由は明確に言える。なんていいますが
就活もそうかもしれません。
人で選んだ、理念に共感して、、など入社理由はふわっとしていますが
離職理由はおそらく個別具体的です。
恋愛も就活も自分が妥協できるところと妥協できないところの区別と、その合意形成ができているといいかもしれません。
とまぁ3つくらい共通点書いてみましたが飽きてきたので
違うこと書きます。
一応私も会社の採用みたいなことをやっていまして
学生向けにイベントしたり、面談したりしていて話す機会があるのですが
個人的に違和感抱くことがあるのでここに「超個人的」なツッコミを入れていきます。
(超個人的なので批判や意見等あればぜひ言ってください。僕自身思考を深めたいです。)
◯「僕の就活の軸は3つあって、1つ目は人で、2つ目は成長環境で、3つ目は、、、」
軸が3つあったら選べないと思います。
恋愛に例えるなら、
おっぱいはCカップ以上が良くて、身長は160cm以下がよくて、料理がうまい人がいい。って言っているようなもんです。
こういうことを言っていると、
おっぱいはAちゃんがいいんだけど、身長でいうとBちゃんがいいし、料理でいうとCちゃんがいいんだよねーみたいなことが起き兼ねません。
これだと企業も選べません。
私がいうにはそんなのは軸ではなくて、条件とか判断材料の一部です。
軸っていうのはもっと抽象的で人生の判断基準みたいなもんなんじゃないかなとかってに感じています。
軸があることによってA社とB社で悩んだ時にその軸を考えただけでどっちの会社がいいのか判断できるものです。
例えば、「5年後に経営者になりたいから経営と営業の実践を通して学べるところがいい」みたいなものが軸だとすると、
どちらが経営と営業を学ぶのに効果的なのか?という基準で会社を比較検討できるようになります。
もしそれで意思決定できなければ軸をもっとバージョンアップすればいいと思います。
◯「ピンとくる会社がない」
これは「出会いがない」と言っているのと僕の中では同じです。
出会いなんてそこら中にあるんです。
会社なんて腐るほどあるんです。
ただ、ピンとくる会社(人)がいないとのこと。
こういうパターンになると考えられるのは
①理想が高すぎる
②何にピンとくるのか自分でも分かっていない
のどちらかなんじゃないかなと思います。
①の場合は、完璧な人間がこの世にいないように完璧な会社なんてこの世にないので
何に妥協できて、何は譲れない部分なのかを明確にしたほうが(自分なりの)いい会社に出会いやすいです。
②とりあえず自分の興味が少しでもありそうな会社でインターンするのがいいと思います。
(ここでいうインターンは1dayとか1週間ではなく少なくとも3ヶ月以上がっつり社員のように働くインターン)
果物食べたことない人に、好きな果物は何?と聞いても答えられるわけがありません。(だって分からないんだもん)
働いたことない場合、どんなとこで働きたい?と聞いても本質的な答えだとは限りません。
実際に動いて働いてみると、
こういうこと楽しいな!とか
これには我慢できないな。とか
もっとこういう環境がいいな。とか
色々気づくことがあるんじゃないかなと思います。
それを踏まえると色々とピンとくるセンサーの精度が上がってくるのではないかと。
◯「とにかく市場価値高めたい」
僕の中でこれは「とにかくモテたい」ってことです。
「モテる」には個人的に区別がありまして
同性からモテるかモテないか、異性からモテるかモテないかという区別です。
異性からモテるけど、同性からはモテない人もいますし、
同性からもモテるけど、異性からモテない人もいますし
同性からも異性からモテる人もいます。
就活でいうと市場価値を高めたいと一口に言っても
あらゆる業種・人・市場からの価値なのか
特定の市場における価値なのか
市場価値ってなんの価値なの?というところを突き詰めておかないと
いろんな会社が「裁量権があって成長できます!」と唄っているので
あとで後悔しかねません。
どんな会社に入っても成長する人は成長するし、成長しない人は成長しないので
どう成長していきたいか?を明確にしておいたほうが
望む人生が手に入りやすいんじゃないかなと思います。
僕はすごい会議どすえというドベンチャーというか、
会社なのかさえ微妙な(出勤もないし、固定給もないため)ところにはいりましたが
別に学生はベンチャーに就職すべきだ!とは思っていませんし、
大企業の環境や福利厚生や事業規模が羨ましいと感じることが度々あります。
接する学生に僕が提供したいことは
「早く働きたい!」と言える状態になることです。
社会人になるの嫌だ、、
働きたくない、、
って言われると悲しくなります。
僕は仕事すっごい大好きなので、よけいにモッタイナイ!と思っちゃいます。
仕事が全てじゃありませんし、人によってベストは異なりますが、
それぞれの人の人生にとって後悔なく納得感のある意思決定をして
毎日を楽しむ人でこの世が溢れたらなと思います。