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2020.1.24
- BLOG
意外な発見
A;「好きなことを仕事にするのが幸せだ。」「給料が安くても満足できる仕事をしたい。」と考えるタイプ
B;「仕事は続けるうちに好きになるものだ。」「そんな仕事は楽しくなくてもいいけど給料は欲しい」と考えるタイプ
A群とB群でどちらの方が幸福度が高いか?
働き始めの1年目はA群の方が高いらしいです。
ところが2〜5年のスパンでみると幸福度・年収・スキルなどの面でB群の方が高い結果になったそうです。(2015年ミシガン州立大学の研究結果)
意外でした。
A群の方が仕事に情熱もあり、意識も高いためスキルも幸福度も高くなりそうなのに、、
面白いのは1年目はA群が1年目においてはB群よりも幸福度が高いのに2年目から逆転されるということです。
2年目以降、B群には一体何がおきるのでしょうか?
また、似たような研究で
オックスフォード大学の動物保護施設で働く男女を対象にした調査では
①好きを仕事に派;「自分はこの仕事が好きだ!」と感じながら働いている人
②情熱派;「この仕事で社会に貢献するんだ!」と思いながら仕事に取り組む人
③割り切り派;「仕事は仕事」と割り切って日々の業務に取り組む人
の中で
スキル・仕事の継続率ともにトップだったのは③の割り切り派だったらしいです。
ええええ
って感じです。
「理念経営が大事。」
「ミッションやビジョンへの共感が入社の条件です。」
みたいなことが今の日本ではよく聞きますが
「社会にこういうインパクトを!!!」と言っている人や
「この仕事が大好きなんです!仕事している時が幸せです!」と言っている人よりも
「仕事は仕事でしょ」と言っている人の方が定着率も高く、スキルも高いということです。
面白すぎませんか?
(ちなみに「科学的な適職」という本を参照しています。めちゃくちゃ面白かったので人材系のビジネスしている人や転職を考えている人にはオススメです)
なぜこんなことになるのか?考えてみました。
あるホテルの支配人の方がこんなことを言っていました。
「プロと素人の違いは何か?素人ほど”やる気”とか”モチベーション”という言葉を使う。
プロはやる気やモチベーションなんて関係ない。プロが扱うのは”意志”や”覚悟”だ。」
僕はこの言葉を聞いた時目からウロコでした。
会議をやっているとよく、「モチベーションが上がらない」みたいな問題が会議中に出てきます。
どうやったらモチベーションが上がるのか?みたいな議論をしていたことがあるのですが
なんだかいまひとつパッとしなくて、
なんでかなぁと思っていた時にこの言葉で腑に落ちました。
仕事として、プロとしてやっている以上、モチベーションが上がろうが下がろうがそれはこちら側の話であって、お客様には全く関係ない話であるからです。
プロ野球選手が
「今日はモチベーション上がらないから、三振でいいやー。」なんてことは絶対言わないはずです。
たとえ、いくら体調が悪かろうが、モチベーションが下がる出来事があろうが、どうやったらベストな結果を残せるか?を考えて、全力で考えて行動するはずです。
プロとして仕事をしていたら、やる気に左右なんてされないなと思いました。
話を戻します。
なぜ、「この仕事が好き!」と言っている人が早く離職したり会社で活躍しなかったりするのか?
それは、「好きだから働く」という前提があるからではないかなと思いました。
好きだから働く、とはつまり
嫌いだったら働かない。ということにもなり得ます。
仕事を一度するといろんな業務に関わることになります。
私でいうと
・知り合いを増やすこと
・営業すること
・契約書を作成すること
・請求書を発行すること
・会議の資料の準備
・会議の準備
・会議
などなど業務レベルで棚卸しをするともっともっとあります。
例えば
私は好き嫌いでいうなら、
知り合いを増やすことや会議自体はものすごく好きでずっとやっていられますが、
契約書の作成や請求書の発行は嫌いです。
なんでこんなことまでこだわらなきゃいけないんだ、、なんてことも思うことがあります。
ところが、
すごい会議に入ってから、「すごい会議コーチとしてお前は胸張れるのか?」みたいなことを散々上司に言われてきました。
やる気があるとかないとか、好き嫌いとかクライアントには一切関係ない。ということを言われ続けてきたのでただ早く遂行するという仕事を学びました。
ところが先輩からそんなことを言われる機会がなかったら
あー、めんどくさいから明日でもいいかなぁなんてことになっていたはずです。
そうするとスピード感がなく、仕事を失っていたりしたかもしれません。
嫌いだからやりたくない!!
とそんなことばかりやっていたら
「おれはこんなことをするためにこの仕事を選んだわけじゃないんだ!」と仕事を辞めていたのかもしれません。
そんな背景が冒頭の調査結果に現れているのではないかな?と感じました。
素人はモチベーションややる気を気にする。
プロは意志と覚悟。
この言葉は一生忘れないんじゃないかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯20代限定のコミュニティ運営しています
「このコミュニティがなければ生まれなかった行動がたくさん起きる」ことを目的に
20代のあらゆる行動のきっかけづくりの場として情報共有やオフ会や悩み相談や目標達成なんかを応援し合っています。
女優や、ニート、起業家も投資家もサラリーマンも学生も色んな人が参加していて毎日活発に盛り上がっています!!
歴史を学びなおしたいと思い立ち、このコミュニティメンバーの何人かで定期的に歴史勉強会やることになりました。
やりたいことを早速行動に移せる場があることが僕にとっての価値になっています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/yutori-movement
◯Twitterやっています
ブログまではいかないけれども、日々の気付きや学んだこと、会議のノウハウなどをつぶやいています。
フォローしてください^^
https://mobile.twitter.com/umpump123
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A;「好きなことを仕事にするのが幸せだ。」「給料が安くても満足できる仕事をしたい。」と考えるタイプ
B;「仕事は続けるうちに好きになるものだ。」「そんな仕事は楽しくなくてもいいけど給料は欲しい」と考えるタイプ
A群とB群でどちらの方が幸福度が高いか?
働き始めの1年目はA群の方が高いらしいです。
ところが2〜5年のスパンでみると幸福度・年収・スキルなどの面でB群の方が高い結果になったそうです。(2015年ミシガン州立大学の研究結果)
意外でした。
A群の方が仕事に情熱もあり、意識も高いためスキルも幸福度も高くなりそうなのに、、
面白いのは1年目はA群が1年目においてはB群よりも幸福度が高いのに2年目から逆転されるということです。
2年目以降、B群には一体何がおきるのでしょうか?
また、似たような研究で
オックスフォード大学の動物保護施設で働く男女を対象にした調査では
①好きを仕事に派;「自分はこの仕事が好きだ!」と感じながら働いている人
②情熱派;「この仕事で社会に貢献するんだ!」と思いながら仕事に取り組む人
③割り切り派;「仕事は仕事」と割り切って日々の業務に取り組む人
の中で
スキル・仕事の継続率ともにトップだったのは③の割り切り派だったらしいです。
ええええ
って感じです。
「理念経営が大事。」
「ミッションやビジョンへの共感が入社の条件です。」
みたいなことが今の日本ではよく聞きますが
「社会にこういうインパクトを!!!」と言っている人や
「この仕事が大好きなんです!仕事している時が幸せです!」と言っている人よりも
「仕事は仕事でしょ」と言っている人の方が定着率も高く、スキルも高いということです。
面白すぎませんか?
(ちなみに「科学的な適職」という本を参照しています。めちゃくちゃ面白かったので人材系のビジネスしている人や転職を考えている人にはオススメです)
なぜこんなことになるのか?考えてみました。
あるホテルの支配人の方がこんなことを言っていました。
「プロと素人の違いは何か?素人ほど”やる気”とか”モチベーション”という言葉を使う。
プロはやる気やモチベーションなんて関係ない。プロが扱うのは”意志”や”覚悟”だ。」
僕はこの言葉を聞いた時目からウロコでした。
会議をやっているとよく、「モチベーションが上がらない」みたいな問題が会議中に出てきます。
どうやったらモチベーションが上がるのか?みたいな議論をしていたことがあるのですが
なんだかいまひとつパッとしなくて、
なんでかなぁと思っていた時にこの言葉で腑に落ちました。
仕事として、プロとしてやっている以上、モチベーションが上がろうが下がろうがそれはこちら側の話であって、お客様には全く関係ない話であるからです。
プロ野球選手が
「今日はモチベーション上がらないから、三振でいいやー。」なんてことは絶対言わないはずです。
たとえ、いくら体調が悪かろうが、モチベーションが下がる出来事があろうが、どうやったらベストな結果を残せるか?を考えて、全力で考えて行動するはずです。
プロとして仕事をしていたら、やる気に左右なんてされないなと思いました。
話を戻します。
なぜ、「この仕事が好き!」と言っている人が早く離職したり会社で活躍しなかったりするのか?
それは、「好きだから働く」という前提があるからではないかなと思いました。
好きだから働く、とはつまり
嫌いだったら働かない。ということにもなり得ます。
仕事を一度するといろんな業務に関わることになります。
私でいうと
・知り合いを増やすこと
・営業すること
・契約書を作成すること
・請求書を発行すること
・会議の資料の準備
・会議の準備
・会議
などなど業務レベルで棚卸しをするともっともっとあります。
例えば
私は好き嫌いでいうなら、
知り合いを増やすことや会議自体はものすごく好きでずっとやっていられますが、
契約書の作成や請求書の発行は嫌いです。
なんでこんなことまでこだわらなきゃいけないんだ、、なんてことも思うことがあります。
ところが、
すごい会議に入ってから、「すごい会議コーチとしてお前は胸張れるのか?」みたいなことを散々上司に言われてきました。
やる気があるとかないとか、好き嫌いとかクライアントには一切関係ない。ということを言われ続けてきたのでただ早く遂行するという仕事を学びました。
ところが先輩からそんなことを言われる機会がなかったら
あー、めんどくさいから明日でもいいかなぁなんてことになっていたはずです。
そうするとスピード感がなく、仕事を失っていたりしたかもしれません。
嫌いだからやりたくない!!
とそんなことばかりやっていたら
「おれはこんなことをするためにこの仕事を選んだわけじゃないんだ!」と仕事を辞めていたのかもしれません。
そんな背景が冒頭の調査結果に現れているのではないかな?と感じました。
素人はモチベーションややる気を気にする。
プロは意志と覚悟。
この言葉は一生忘れないんじゃないかと思います。
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◯20代限定のコミュニティ運営しています
「このコミュニティがなければ生まれなかった行動がたくさん起きる」ことを目的に
20代のあらゆる行動のきっかけづくりの場として情報共有やオフ会や悩み相談や目標達成なんかを応援し合っています。
女優や、ニート、起業家も投資家もサラリーマンも学生も色んな人が参加していて毎日活発に盛り上がっています!!
歴史を学びなおしたいと思い立ち、このコミュニティメンバーの何人かで定期的に歴史勉強会やることになりました。
やりたいことを早速行動に移せる場があることが僕にとっての価値になっています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/yutori-movement
◯Twitterやっています
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