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2018.8.10

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思考の源

「宮崎の会社と仕事がしたい!」と東京に拠点を置きながらずっと動いて
約1年前から宮崎の会社とのお仕事がスタートしました。

今では月1回宮崎に行って「すごい会議」をやっています。

宮崎出身の人に会うと、もれなく「宮崎が大好きだ」と返ってきます。

僕は高校まで宮崎で育ち、宮崎のたくさんの人に育てられました。

中でも高校は思い出深く、
県立の高校だったにも関わらず
朝7時から学校が始まり、21時くらいまで残って勉強をしていました。

京都大学に合格するために
1ヶ月で過去問を38年分解いた時も
毎日学校の先生に回答を提出し、「明日までに添削お願いします!」と先生の事情は全く考えずにお願いしていました。

この前高校の先生と飲んだのですが
「お前は恐怖だった」と言われました笑

そんな宮崎の人たちが大好きなんです。


よく「なんでそんないろんなことチャレンジしているの?」と聞かれたりするのですが
高校の時のある機会をきっかけに人生が明確に変化し始めました。
今回はそんな話をシェアします。

高校の受験時、クラスメイト2名と私で京大を目指していました。

その友達2名はものすごく要領がよくて
模試でもA判定やB判定を取ったりしていました。

対して私はずっとE判定。
D判定を1回取ったことがありましたが
C判定はおろか、B判定やA判定は取ったことがありませんでした。

全員で受かったらルームシェアしよう!なんてことを勉強しながら話していましたが
明らかに自分だけが不合格になる未来が見えていました。

勉強しても勉強しても結果に現れず、
勉強の仕方が悪いのか?と思い、勉強の仕方について書いてある本を買ってよみまくったりもしました。

にも関わらず結果に現れない時に担任の先生と面談をしました。

「自分だけが落ちるイメージしか浮かびません。」と恥ずかしながら涙目になって先生に相談していました。

マラソンを当時ずっとやっていたのですが、頑張れば結果が出ます。
勉強も今までは頑張れば結果に繋がっていたので
俗にいう「努力は裏切らない」信者だった私ですが
当時は信頼しきっていた努力に裏切られているような状態で
精神的に弱くなっていました。


その面談で、先生に言われた言葉で人生が変わりました。


「模試の結果が良い。ていうのは正直時間を無駄にしてるだけだぞ。自分が解ける問題を解いているだけだから、別になんの意味もない。

受験っていうのは本番勝負や。
A判定取ってたやつが落ちることもあれば、E判定のやつが受かることもある。要はそれまでのプロセスは一切考えられず、本番一発勝負。

模試で結果が悪かったっていうのはすごくチャンスじゃない?

自分ができない問題に出会えているって証拠やろ?それをちゃんと理解してできるようになっていれば本番に活かせるやん?

お前はすごくチャンスに恵まれてるわけや。」

みたいなことを言われました。

その時、なぜかすごく腑に落ちて

「あー、確かに本番さえ点数取れれば良いわけだから、本番以外は点数低い方が
苦手に気づける機会が増えてラッキーだなぁ」

と心のそこから思いました。

それ以来、私は
テストの結果が良かった時は落ち込み、テストの結果が悪かった時は
「本来、本番取れるはずのなかった点数が取れるようになった!」と喜ぶという

よく分からない受験生になっていました。


結果、合格最低点+3点でギリギリ現役合格し、


私は物事を肯定的に捉えられることに関しては
ものすごい能力が身につきました。

特に落ち込むことなく、いろんな行動にチャレンジできるようになったおかげで

借金したり、事件に巻き込まれたり、色々怒鳴られたりしても
前進し続けられる精神が確立しました。

高校の時の話ですが
ビジネスにも相当活かされていて、本当に先生には感謝しています。

念願の京都大学に入学して
新入生の健康診断の時に

のび太くんのコスプレをした京大生が
「ドラえもーん、童貞を卒業したいよー!!」と叫びながら歩いていて

人生道を誤った、、と一瞬思いましたが
京大に入れて、今の仕事ができて運がいいなと思うわけです。


宮崎に出張に行った帰りでしたので
こんな内容を今回は書きました。



P.S.
最近、会議ノウハウブックというものを個人的に作ってみたので
興味ある人は見て使ってください!
http://sugoikaigidosue.jp/know-how/
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸