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2021.3.23
- BLOG
役割と責任
中学生の時、僕は駅伝が好きで陸上部に入りました。
年に1回の駅伝大会で県で2位以内に入れば九州大会に行けます。
僕は中学で駅伝で九州大会に行くのが夢でした。
(個人では中1の時九州大会に出た)
中1、中2と時が経ち、いよいよラストチャンスの中3です。
駅伝で九州大会に行くためにはいくつか乗り越えるべき問題がありました。
まず、陸上部で長距離をやっているのが僕1人だけでした。
駅伝は7人で走るので、大会に出るのに少なくともあと6名は必要でした。
そもそも参加資格がなかったんです。
1年生が4人入ってくれたものの、1ヶ月前までは小学生だったメンバーだったのでとてもじゃないですが即戦力にはなりませんでした。
九州大会に出ると決めていたので、考えた結果、他の部活から引き抜くことを決めました。
バスケ部、サッカー部、バレー部、テニス部など他部活動から体育で長距離が速そうな人に当たりをつけ駅伝部というものを勝手に作り、誘い続けました。
結果、7人が入ってくれました。
夏の大会で他の運動部は引退ですので、夏に彼らがメインの部活を引退した後に駅伝部に入ってもらい、冬にある駅伝大会に向けて練習を始めました。
で、最終的には県で4位で九州大会出場という夢は叶いませんでした。
それはもうめちゃくちゃ悔しかったです。
トイレで1人ずっと泣いていました。
まぁそんな思い出があるのですが、
この中学の駅伝の時に誘った野球部の友達がめちゃくちゃ速くなったんです。
駅伝の名門高校からスカウトがくるレベルでした。
(僕よりもずっとずっと速かった)
その友達は野球が好きで、高校も野球部に入って甲子園を目指すと言っていたのですが
あまりにも陸上で結果が出て大会で優勝とかもして、スカウトも受けて
悩んでいました。
大好きな野球を続けるべきか、陸上の道に進むべきか。
相談を受けた時に、僕は何も言えませんでした。
何か自分の発言によってその友人の人生に責任を感じることが怖かったんです。
非常に複雑な気持ちでした。野球は本当に好きそうだったので、駅伝で九州大会に出たい!という自分の夢のために駅伝部に誘ったことで甲子園という夢を諦めるかどうかという話になっていて、そんな話になるとは思ってもいませんでした。
そうしているうちに、その友人は陸上の道に進みました。
その後、陸上で日本代表になるレベルまでいったら僕は鼻が高いのですが
箱根駅伝の補欠には入ったものの箱根駅伝は走らず、大学卒業後は陸上を引退しました。
ふと、思います。
陸上の道に進んでその友人は幸せだったのかなと。
好きな野球を続けて、甲子園に向かって努力した方が幸せだったのかもしれないなと。
で、こんなことを考えていると人に影響を及ぼすことが怖くなる時がありました。
自分が関わらない方が幸せになるんじゃないかと。
ただ、ある時に
他人の人生はその人の意思決定の連続であって、相手の意思決定をコントロールできることはできないし、決めるのは相手の責任。
という考え方がストンを腹に落ちました。
そして僕は他人にとっては触媒に過ぎないんだなと思うようになりました。
触媒として場を活性化させたり、何かのきっかけを提供するのが自分の役割なのかも知れないと考えました。
結局相手にきっかけは色々提供できるものの、変わるかどうかは相手次第であって相手を変えようとすることなんておこがましいです。
そういう思考になってから、「自分は触媒だ」というあり方がものすごく気に入っています。
今の仕事のコーチングにもかなり影響を与えています。
何かを押し付けることはしませんし、あくまで相手の意思決定は相手の問題という立場に立って人に接しています。
自分の責任と役割を区別することは仕事においても人生においても非常に重要で、
人間関係でも自分の役割を超えて何か他人に介入しようとするとかなりストレスが起きます。
自分の責任は〜にある。
自分の役割は〜である。
この区別を僕は中学の時に体感したんだなとふと思い出しまして、
書いてみました笑
ただの備忘録w
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯本を出しています。
なんの能力もなく、半年間営業しても売上が0だった僕がすごい人に刺激を受け続けて今があります。出会ってきたすごい人の思考や行動を事例としてまとめて、そこから何を学んだのか?をまとめました。
◯一緒に働く仲間を探しています。組織のコーチングによりクライアント企業の一見不可能に見えることを可能にする最高にやりがいのある仕事です。
サポートが好きて、成長意欲があり、覚悟がある方はぜひ
①八方美人じゃない(嫌われることを厭わない)
②実際の実力より自分のことを過大評価している
③ズケズケ主張する
④IQ120以上
⑤失敗やミスに対してオープンである
⑥行動量が異常だねと言われた経験がある
この6項目に当てはまる方、
ishida@sugoikaigidosue.jp
までご連絡ください。
◯ゆとり世代(20代)限定のコミュニティ運営しています
「このコミュニティがなければ生まれなかった行動がたくさん起きる」ことを目的に
20代のあらゆる行動のきっかけづくりの場として情報共有やオフ会や悩み相談や目標達成なんかを応援し合っています。
自分と全く違う領域で活躍している人の情報ってなかなか手に入らないですが
(しかも最近人と会えないし)
刺激が得られる場になったらいいなー!って思っています!
無料ですのでぜひ入ってください!
https://peraichi.com/landing_pages/view/yutori-movement
◯Twitterやっています
ブログまではいかないけれども、日々の気付きや学んだこと、会議のノウハウなどをつぶやいています。
フォローしてください^^
https://mobile.twitter.com/umpump123
◯クライアントの明太子屋さんです。
直販限定で、どこにも卸していない知る人ぞ知る名明太子です!
明太子好きな方はぜひ!
https://www.hakatamentai.jp/fs/simamoto/c/original
◯クライアントの箱根の旅館です
箱根で1泊2食付きでなんと1万円ちょっとで泊まれます。安くてしかも質も高いです。
高くて質がいいは当たり前ですが、安くて質がいいを実現している素敵な癒しの旅館です。
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中学生の時、僕は駅伝が好きで陸上部に入りました。
年に1回の駅伝大会で県で2位以内に入れば九州大会に行けます。
僕は中学で駅伝で九州大会に行くのが夢でした。
(個人では中1の時九州大会に出た)
中1、中2と時が経ち、いよいよラストチャンスの中3です。
駅伝で九州大会に行くためにはいくつか乗り越えるべき問題がありました。
まず、陸上部で長距離をやっているのが僕1人だけでした。
駅伝は7人で走るので、大会に出るのに少なくともあと6名は必要でした。
そもそも参加資格がなかったんです。
1年生が4人入ってくれたものの、1ヶ月前までは小学生だったメンバーだったのでとてもじゃないですが即戦力にはなりませんでした。
九州大会に出ると決めていたので、考えた結果、他の部活から引き抜くことを決めました。
バスケ部、サッカー部、バレー部、テニス部など他部活動から体育で長距離が速そうな人に当たりをつけ駅伝部というものを勝手に作り、誘い続けました。
結果、7人が入ってくれました。
夏の大会で他の運動部は引退ですので、夏に彼らがメインの部活を引退した後に駅伝部に入ってもらい、冬にある駅伝大会に向けて練習を始めました。
で、最終的には県で4位で九州大会出場という夢は叶いませんでした。
それはもうめちゃくちゃ悔しかったです。
トイレで1人ずっと泣いていました。
まぁそんな思い出があるのですが、
この中学の駅伝の時に誘った野球部の友達がめちゃくちゃ速くなったんです。
駅伝の名門高校からスカウトがくるレベルでした。
(僕よりもずっとずっと速かった)
その友達は野球が好きで、高校も野球部に入って甲子園を目指すと言っていたのですが
あまりにも陸上で結果が出て大会で優勝とかもして、スカウトも受けて
悩んでいました。
大好きな野球を続けるべきか、陸上の道に進むべきか。
相談を受けた時に、僕は何も言えませんでした。
何か自分の発言によってその友人の人生に責任を感じることが怖かったんです。
非常に複雑な気持ちでした。野球は本当に好きそうだったので、駅伝で九州大会に出たい!という自分の夢のために駅伝部に誘ったことで甲子園という夢を諦めるかどうかという話になっていて、そんな話になるとは思ってもいませんでした。
そうしているうちに、その友人は陸上の道に進みました。
その後、陸上で日本代表になるレベルまでいったら僕は鼻が高いのですが
箱根駅伝の補欠には入ったものの箱根駅伝は走らず、大学卒業後は陸上を引退しました。
ふと、思います。
陸上の道に進んでその友人は幸せだったのかなと。
好きな野球を続けて、甲子園に向かって努力した方が幸せだったのかもしれないなと。
で、こんなことを考えていると人に影響を及ぼすことが怖くなる時がありました。
自分が関わらない方が幸せになるんじゃないかと。
ただ、ある時に
他人の人生はその人の意思決定の連続であって、相手の意思決定をコントロールできることはできないし、決めるのは相手の責任。
という考え方がストンを腹に落ちました。
そして僕は他人にとっては触媒に過ぎないんだなと思うようになりました。
触媒として場を活性化させたり、何かのきっかけを提供するのが自分の役割なのかも知れないと考えました。
結局相手にきっかけは色々提供できるものの、変わるかどうかは相手次第であって相手を変えようとすることなんておこがましいです。
そういう思考になってから、「自分は触媒だ」というあり方がものすごく気に入っています。
今の仕事のコーチングにもかなり影響を与えています。
何かを押し付けることはしませんし、あくまで相手の意思決定は相手の問題という立場に立って人に接しています。
自分の責任と役割を区別することは仕事においても人生においても非常に重要で、
人間関係でも自分の役割を超えて何か他人に介入しようとするとかなりストレスが起きます。
自分の責任は〜にある。
自分の役割は〜である。
この区別を僕は中学の時に体感したんだなとふと思い出しまして、
書いてみました笑
ただの備忘録w
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◯本を出しています。
なんの能力もなく、半年間営業しても売上が0だった僕がすごい人に刺激を受け続けて今があります。出会ってきたすごい人の思考や行動を事例としてまとめて、そこから何を学んだのか?をまとめました。
◯一緒に働く仲間を探しています。組織のコーチングによりクライアント企業の一見不可能に見えることを可能にする最高にやりがいのある仕事です。
サポートが好きて、成長意欲があり、覚悟がある方はぜひ
①八方美人じゃない(嫌われることを厭わない)
②実際の実力より自分のことを過大評価している
③ズケズケ主張する
④IQ120以上
⑤失敗やミスに対してオープンである
⑥行動量が異常だねと言われた経験がある
この6項目に当てはまる方、
ishida@sugoikaigidosue.jp
までご連絡ください。
◯ゆとり世代(20代)限定のコミュニティ運営しています
「このコミュニティがなければ生まれなかった行動がたくさん起きる」ことを目的に
20代のあらゆる行動のきっかけづくりの場として情報共有やオフ会や悩み相談や目標達成なんかを応援し合っています。
自分と全く違う領域で活躍している人の情報ってなかなか手に入らないですが
(しかも最近人と会えないし)
刺激が得られる場になったらいいなー!って思っています!
無料ですのでぜひ入ってください!
https://peraichi.com/landing_pages/view/yutori-movement
◯Twitterやっています
ブログまではいかないけれども、日々の気付きや学んだこと、会議のノウハウなどをつぶやいています。
フォローしてください^^
https://mobile.twitter.com/umpump123
◯クライアントの明太子屋さんです。
直販限定で、どこにも卸していない知る人ぞ知る名明太子です!
明太子好きな方はぜひ!
https://www.hakatamentai.jp/fs/simamoto/c/original
◯クライアントの箱根の旅館です
箱根で1泊2食付きでなんと1万円ちょっとで泊まれます。安くてしかも質も高いです。
高くて質がいいは当たり前ですが、安くて質がいいを実現している素敵な癒しの旅館です。