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2018.7.17

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覚悟

「諦めないと決めた時点でそのプロジェクトは8割うまくいく」

とメタップスの佐藤さんが
ツイッターで昔言っていました。
(うろ覚えなのでちょっと違うかもしれませんが)

過去の経験を振り返って
本当にその通りだなと思いました。


〜できたらいいなぁ!
〜なったらいいなぁ。

くらいの覚悟だと大抵の場合達成できませんでした。


何が何でもここまではいく。
意地でも〜してやる。

と決めたものはほとんど達成していました。


去年の秋にアイアンマンに出ました。
(3.9km泳いで180km自転車乗って、42kmランニングする鉄人レース)
練習不足ではあったのですが
性格上、完走できなかったら
完走できるまでやり続けるので
何が何でも完走することだけは決めていました。

結果、ランニング中に脱水症状になりめまいが止まらず何回か吐いたり倒れたりしましたが
制限時間の20分前にゴールしました。


むかし、仕事で成果が出ず
給料がなくて家賃を滞納し、ご飯も1日1食で孤軍奮闘していた時期がありました。

だらだら頑張っても仕方ないと内省し、
今月中に〜円売上をつくる。と覚悟した瞬間がありました。
結果、達成しました。

達成できなかった時、決してサボっていたわけではありませんでした。

朝5時に起きて、夜も24時すぎまで働いていました。

ただ、覚悟がありませんでした。
こんだけ頑張ってるし、成果出るだろ!
みたいな感覚でした。
いま振り返ると、行動することで満足していました。

結局覚悟があれば達成しやすくなります。
達成できない場合強烈な悔しさが残ります。


覚悟がない場合
諦める理由がたくさん出てくるし
達成できなくても仕方がなかったなと悔しさもそんなに残りません。
達成できたらラッキーなわけです。
完全に投機です。


今の仕事にそこまで向き合えているのかな?
とハッとしました。

覚悟とはどのようにしたら持てるのか?
を考えました。

自分の過去の経験を振り返ると
内発的に覚悟が決まる場合と外発的に覚悟が決まる場合がありました。


もともと金銭欲はなかったのですが
アルゼンチンに行った時にお金がなくて南極行きを断念しました。
(南極にめちゃくちゃ行きたかった)
お金を理由に選択肢が狭まることは嫌だ。と思い、圧倒的に稼ごうと21歳の時に心に誓いました。

19歳の時にカンボジアに行って、村にいき、子供たちからいろんなことを学んで
恩返しがしたいと思い、学校建設することを決めました。

何かの体験に基づいて、内なる衝動が生まれ覚悟になるパターンです。


外発的なものは
そんなに覚悟はなくても、周りに言い続けていたら覚悟に変わってくるパターンです。

高校の時は、クラスで真ん中より下くらいの頭の良さでしたが
「京大に行く」と言い続けていたら
覚悟が後発的に生まれました。

外部に発信し続けると自分の発言と整合性を取ろうとするのであとに引けなくなっていきました。

クラウドファンディングで200万集める企画をしたことがあるのですが、
私はそのためにクラウドファンディングで200万以上集めた方5名にヒアリングしました。
どうやって200万いったのか?
どんなことをしたのか?
どんな失敗をしたのか?

実はそのあと、やっぱり企画やめようか?という話にもなったのですが

すでに5名の方がわざわざ時間を割いて情報提供してくださっていたので
僕は一人、
「僕は一人でもやります。」と言いました。

これも覚悟が決まっていたのだと思います。

どうやってやるかは分からないけど
逃げないことだけは決めました。
そんなことを言えたら勝ちなのではないかと。

経営者の人は往々にして覚悟が決まっているように感じます。

人も雇い、借金もして、逃げられない状況を作っています。

自分の覚悟はどこにあるのか?
この問いと向き合い続けます。
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸