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2016.11.13

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きれいごとは危険

人生とは何なのか?
私ははなんで生きているのか?

というようなことを考えたことがある人は多いのではないかと思います。
私自身中学生のときによく考えていました。

就職活動をしていると
ビジョンを持て。
夢を持て。
というようなことをよく言われます。

正直私には当時、自分が何がしたいのかわからなかったし、
自分の人生をかけて解決したいと思えるような問題はありませんでした。

戦争はなくなったほうがいいと思うし、
格差もなくなったほうがいいと思います。
イキイキと働ける人が多いほうがいいと思いますし、
世の中便利になったほうがいいなと思います。

ただ、全てこうなったらいいなと楽観視するだけで、
自分で何が何でもこうしたい!という欲求にはなりませんでした。

メンターとして名高い福島正伸さんに会った時に
「人のためや世の中のために本気になれません。福島さんはどんなきっかけで社会のために命を使いきろうと思ったんですか?」
と質問すると
「自分のためだけに仕事をし尽くして、人のために動いたほうがうまくいくと気づいてからですね。今は自分のために突っ走っていいと思いますよ」
と答えられました。

そうして、私は挑戦で溢れる環境にいることが自分が最も幸せなので、挑戦で溢れる環境にいたいと思ってすごい会議を始めました。(要は自分の幸せのためです。)
すごい会議そのものが失敗を恐れず、言い訳を許さず、チャレンジする文化を創っていくものであるからです。
自分の周りがチャレンジしていくとその友人の周りもそのチャレンジ力は伝染していくと思うので
私の名刺には「挑戦で溢れる社会を創る」と書いてあります。

そんなこんなで
先日ある経営者の方と飲んでいて
なんで生きるのか?という話になりまして、
その方の言った一言に衝撃を受けました。


「人生は暇つぶし」


その方曰く、
何もしていなければ人生とは非常に退屈でつまらないものであり、
いかに退屈な人生を面白くするか。
そのために人の役に立つことをしたいし、
新しいものを創りたい。
とおっしゃっていました。

全く新しい視点でした。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
高杉晋作の言葉にありますが、

何も考えず、何も行動せず、ただ寝て食べての生活をする人生はきっとおもしろくないです。
どれだけ人生を面白く生きるか?
そこに尽きると。

きっと私は
自己中なだけで好きなことだけ独りでやり続ける人生もつまらないでしょうし、
現状維持で同じことを繰り返す人生もおもしろくないと感じます。

チャレンジし続け、
新しい刺激を受け続け
自己成長し続け
面白い人と出会い続ける。

そしてそれが誰かの笑顔になり、
誰かの何かのきっかけになり
世の中が少しずつ変わる。

なんて面白いのだろうと思います。

経営者とお仕事をするすごい会議ではいろんな経営者の方と話しますが、

経営者の方々は基本的に誰もが勉強熱心で
夫々の人生哲学のようなものを持っていて

私は最近それを聞くのが非常に楽しいです。

あなたはどんな人生観をもっていますか?
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸