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2019.5.27

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よい習慣を手に入れる4ステップ

強いチームをつくることのお手伝いを仕事としてやっていますが

強いチームには
非常に高い基準の当たり前が存在しているように感じます。

どのように当たり前が形成されていくのかの手順を自分なりにまとめてみます。

これは組織だけではなく
個人の話でも通用する(少なくとも自分の中では機能している)ことです。

Step1;方針を打ち立てる
どういう組織になりたいのか?
どういうチームになりたいのか?
どういう自分になりたいのか?

方向性が明確でないと生まれるものも生まれて来なくなるし
いくつかアイデアがうまれたときに何を採用したらいいのかの判断ができなくなります。

では、そのような方針がいいのか?
①共通認識が取れるほど映像が目に浮かぶこと(ビジョン)
×いい組織になろう!
◯日本一1人あたりの利益がでかい生産性の高い組織になろう!
(いい組織では人によって解釈がバラバラになる。残業しても成長し続ける組織がいいのか、定時で帰れてプライベートが充実しているのがいい組織なのか人によってバラバラ)

②覚えやすい短いフレーズであること
×地域社会に貢献しステイクホルダーの満足と社員の幸せを追求し続けることで企業価値の最大化に、、
◯関わる人すべてに笑顔を与える

②やる気が出る

思考は象使いで感情は象そのものだ。
いくら象使いが右に行こうとしても象がその場から動きたくなければ動かない。
と「スイッチ」という本に書いてありました。

人は損得でも命令でも動きません。
感情を刺激したときに動くようです。

Step2;方法に落とし込む

「方法なき方針では何も起きない」という言葉をすごい会議に入って習いました。

遅刻魔「早く寝るようにします。」
ミスする人「もっと注意深く見るようにします。」
営業マン「もっと頑張ります!」

方針ばかり聞こえのいいことを言って
何も行動が変わらない人をたくさん見てきました。

シンプルに方針が方法に落とし込まれていないからこそ起きる事象です。

方法とは
再現性のある具体的な行動プランを指します。
方法を聞くと再現性が高いので真似ができます。

英語もっと勉強します!(←方針。真似できない。何をしたらいいか分からない)
毎日英語のラジオを30分聞きます。(←方法。真似ができる。)

方針→方法
もっと頑張ります!→訪問頻度を月1回から月2回にします。
気をつけます!→項目記入した後田中さんにもチェックしてもらいます。
顧客目線に立ちます。→「顧客のメリットは、、」という言葉を1日10回以上言います。

Step3;仕組みやルールに落とし込んで常態化する。

方法に落とし込むと行動が新たな生まれます。
ただし、方法に落とし込んでうまくいくかというとそうでもありません。

今、友人に勧められて「成功はランダムにやってくる!」という本を読んでいるのですが

結局何がうまくいくかなんてやってみないと分かりません。

これはうまくいくぞ!というものが滑ることもあれば
これどうなの?というものが大当たりすることもあります。

方法は全てが実験です。
行動して結果を見て、継続したり、改善したり、やめたりします。

そんなPDCAを繰り返した上で
この行動はうまくいくから続けたほうがいい!という段階に移る方法がいくつか発見されます。

そうした方法は
さらに仕組みやルールに落とし込んで意志の力に関係なく行動が起きる状態をつくります。

人間は忘れやすい生き物ですし
人間にとって一番のストレスは「変化すること」だと言われています。

そんな習性があるわけですから
ほおっておくと元に戻ってしまいます。

ですからある程度強制力を働かせて
今までとは異なる方法やり方に慣れる必要があります。

それが仕組みやルールです。
方法を実行するときは
意志の力が必要です。
自分で「やるんだ!」と決めて行動を起こします。

仕組みやルールになると意志に関係なく起きる状態です。

方法→仕組み
訪問数を月30件にしよう→訪問数30件行っていない人はボーナス減額する
紹介を依頼しよう→紹介依頼カードをオペレーションに組み込んで全員に渡そう
Facebookを週一更新しよう→毎週月曜日17じに広報担当が更新するルールにしよう

先日、ある経営者の方と会話していて仕組みやルールに関する面白い気づきがありました。

********
車を運転していてスピード違反で補導されたらどう思う?
きっと多くの人は「いけないことをしたなぁ」とは思わずに
「ついてなかったなぁ」と考える。
それはなぜか?
スピード違反をしても捕まらない時の方がほとんどだから。
スピード違反者全員がもれなく捕まってたら
「ついてなかったなぁ」ではなく「悪いことしたなぁ」と思う人の方が多数派になる。
ルールはつくったんだったら厳守したほうがいい。

ルールをつくることで思考の節約をし
他のことに思考や時間を投資できるわけだから。
そのメリットを享受できないルールは速攻で変えた方がいい。
********

急にルール化をしてしまうと
無駄があったり、意味のないものなのに強制される窮屈感が生まれます。

だからこそ

方針→方法→仕組み・ルールという手順を踏んでいくことが効果的だと思います。

またルールや仕組みにする時の注意点として

なぜこのルールや仕組みがあるのか?の共通認識が取れていることが必要です。

仕組みやルールはある目的を達成するための一手段なわけですから
よりよい解決策があればとっとと変更すべきです。

仕組みやルールの目的の共通認識がないままに
強制力を持たせてしまうと

やらされ感満載になりますし自由が制限されストレスが増えます。
また、ただただルールに従うだけの思考停止状態にもなりかねません。

Step4;習慣化

方針→方法→仕組みという流れを踏んで

仕組みやルールによって日常的に
方法が繰り返されていくと

組織や人にとっての当たり前が変わってきます。

人が最もストレスに感じることは「変化すること」らしいので
今度はこの習性を活用します。

何度も繰り返されると
当たり前が変化するので特に何も意識しなくても
その仕組みで動いていないと気持ち悪くなります。

こんな流れによって組織や人は強くなっていくのだろうと思います。


実際に私がうまくいった事例として

【方針】
朝早起きして朝の時間を有効活用したい
【方法】
日本一うるさいという目覚ましを買おう

起きられるようになったものの次は2度寝してしまうという問題が発生

友達と起きた後目がさめるまで電話して会話しよう
【仕組み】
毎朝6時に電話しあう約束を友達とした
【習慣化】
今では目覚ましなしでも6時前に目がさめる

こんなものがあります。

常に
いろんな軸で
方針→方法→仕組み→習慣
という流れをまわしていくと

自分の中で確固たる当たり前が作られていって
非常に気持ちがいいです。

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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸