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2018.10.5

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座右の銘

「学校の先生に言われたことで今でも覚えていることは何ですか?」


という質問を知り合いの方がFacebookで以前投稿していました。

沢山の方が回答していて
しばらくその回答を見るのが楽しみになりました。

反面教師的に忘れられない言葉もあれば
人生の指針になるくらいその人の大事な価値観を形成している言葉もありました。


私の場合、なによりもまず思い出したのは
中学校の時に給食のパンで遊んでいたら

先生が怒って
「今すぐパンに謝れええええ!!!」
と怒鳴ったことです。

友達と全員で中1の時に
パンに「ごめんなさい。」と頭を下げました。

パンの話は一旦置いておいて、
わたしには小学校の先生に言われて
ずっと覚え続けている言葉があります。


それは

【天命を信じて人事を尽くす】

という言葉です。


どこかで聞いたことありますか?

日本の諺に
「人事を尽くして天命を待つ」
というものがあります。


そうです。よく知られた諺の変化系です。


元々の
人事を尽くして天命を待つ。
の意味は

できることをやりきったら、あとは結果を待つしかない。

みたいなことです。


小学校で学び、ずっと忘れず自分自身の行動の源泉になっているものが
この

天命を信じて人事を尽くす

です。

もとの諺の通りだと、

やることやって、あとは神様に頼みましょう。
というどこか他力本願的な意味合いがあります。

たしかに、やることやりきった後の話なので、もうやることはなく、それはもう結果を待つしかないことなのかもしれません。

天命を信じて人事を尽くす。
だと、
きっといい結果が待っている。
だからそのために今出来る限りの事をしよう。
とそんな意味に捉えています。

今出来ることをやりきろう。

このスタンスは
小学校で学んでから
ものすごく私を助けてくれました。

どれだけ辛いことがあっても、
天命を信じて(この辛い経験の先にはきっといいことがまっている)

人事を尽くす(だから今出来ることを精一杯やろう)

というスタンスがずっと備わっています。

ですから
中学校以降、基本的に3分以上落ち込んだことがありません。
(このスタンスのおかげで落ち込んだ人にどう接していいのか分からなくなってしまっていますが)

常に
天命を信じて人事を尽くして来たからです。

まず、
どんなことがあっても天命を信じていたので
前を向けます。

そして
人事を尽くし続けているので
前に進み続けます。


人生振り返って
この言葉で本当に自分の人生は変わったなぁと思います。

俗に言う座右の銘的なものかもしれません。

みなさんが
先生に言われて忘れられない言葉は何ですか?
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸