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2018.4.6

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問い

僕が今やっている仕事は
十数人のスタートアップから何百人の上場企業までのあらゆるクライアント先で
興奮や希望が生まれる場をつくることです。

チームの中で興奮と希望が生まれれば成果は勝手についてくると信じています。

具体的には
経営チームの目標設定や、問題解決のコーチングや
中間管理職のマネジメント力をどう伸ばしていくかのトレーニング
新卒の人たちが被害者にならずに物事を自ら前進させる思考を身につけるコンサルティングをしたりしています。


僕がこの仕事をして良かったなと思えることの1つが
自分のことを大事にできるようになったことです。


すごい会議というノウハウを使っているのですが
ノウハウだけであれば別に自分でなくてもいいし、極論本で事足ります。
そこに加えて「自分」という商品を自覚し、付加価値を提供していきます。

自分が商品なので
自分の価値を上げるしか成果をあげる道はありません。

自分が商品なので値段も自分で決めます。
自分の単価を上げていったり、クライアントが成果を出して喜んでもらえたり、
リピートが起きるためには
自分の価値を上げ続けるしかないわけです。

ある意味で、成長しないことは
価値発揮できないことなので
成長しないことが恐怖でもあります。

すごい会議に入門して丸2年が経ちましたが、
2年間ずっと考え続けていた問いの1つが
「どうやったら自分のパフォーマンスが最大化するか?」です。


何が向いていて、何が向いていないのか?
何が得意で何が不得意なのか?
何にエネルギーが上がるのか?
パフォーマンスを下げるものはなんなのか?
パフォーマンスあげるものはなんなのか?
いつ仕事するのが効果的なのか?
睡眠の質を深めるためにはどうしたらいいのか?
どうやったら日々の意思決定の質を高められるか?


などについて
色んな本を読んだり、動画を見たり、人に聞いたり、勉強会に参加したりして
自分なりに突き詰めてきました。


きっとこれは自分が商品という環境であったからこそ
できたことだと思います。

売る商品が別にあるビジネスであれば
おそらくは
どうやったらこの商品が売れるか?
お客様に貢献できているのか?
商品をよりよくするためにはどうしたらいいか?
などベクトルが今ほど自分のパフォーマンスには向いていなかったと思います。

抽象化すると
どのビジネスでも立てる問いは似通ってくるのかもしれませんが
社会人数年における
自らへ立てる問いというものは

ビジネスモデルや
会社の社風によって大きく影響されるんじゃないかと思いました。


こんなことを考えていて、
ふと思ったことが

就職活動、転職活動、キャリアを考える時などはよく

「自分はどうなりたいんだろう?」
「自分は何がしたいんだろう?」

みたいな問いをつくりますが、

いっそのこと

「自分はどんな問いを考え続けたいか?」
「どんな問いに向き合いたいか?」


を考えることも非常に有益なんじゃないかなと思いました。
答えを出すように教育されているのが日本の教育だと思いますが、
問いを立てることには慣れていないです。

なので、向き合いたい「問い」を考えることは
今までの視点や視座を変えたり、大きな気付きのきっかけになるのではないかなと考えました。


ちなみにここ最近僕が解きたい問いは

「全ての人の100ある能力を100発揮させるためにはどうしたらいいのか?」

です。
これは、あらゆる人にそれぞれの強みや独自性があって、
本来大きな可能性が眠っていると仮定しています。

ただ、自分との会話が効果的でなかったり、周りに可能性を潰されたり、
自分との付き合い方がうまく見いだせていなかったりすると
100ある能力が50しか発揮されていない、なんてことも起こりえるんじゃないか?と思うんです。

超勿体無いです。

この問いを解くために
コーチングを生業にしているし、自分のパフォーマンスを上げることに色んな投資をしているし、いろんな人と会ったりしています。

まだまだ答えが見えていないので、何かヒント持ってたら是非とも教えてくださいw

いろんな人に聞いてみたいです。

あなたが解きたい”問い”は何ですか?
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KAWAI-TAIRIKU 川井大陸