コミュニケーションの使い分け

Googleには

”エビデンスは何か?”

を問う文化があるみたいで、いろんな研究調査を常日頃おこなっているみたいなのですが

Googleの調査で
「チームのパフォーマンスを高めるマネージャーの特性」
の中の最も重要な項目に
「よいコーチであること」というものがありました。

まず、
「これは仕事が増える!」と思いましたw

そして「やっぱりそうだよな。」と腹落ちしました。

【チームの結果を最大化すること】がマネージャーの役割だとすると

指示命令、アドバイスだけではチームの成果はきっと最大化しなさそうです。

チームが掛け算にならないからです。

以前、あるプロジェクトのリーダーをした時に、経験のあった僕は指示命令ばかりをしていました。
指示命令と言っても理不尽な独裁ではなく、
しっかり目的も作って自分の思いも伝えていました。

ただ、ちゃんと言ったことやってるのかな?とすっと気になるし、
全部どうしたらいいですか?と聞かれるしで
ものすごく大変でした。
目標達成したもののすごく疲れました笑

あくまで足し算のチームを経験しました。

メンバーの意見を引き出し、集合知で成果を追ったほうが楽だし効果的だなと気づかされました。

その一方で、良いコーチであるという条件がマネージャーには求められると言われますが
コーチングだけでなく
アドバイスや教えることもチームにおいては必要だとも思います。

これらをどう使い分ければいいのか?
ということがよく分からなかったのでまとめます。

コーチング:相手の中に答えがあり、質問を通して相手の価値観や考えを引き出して行動を促すこと
アドバイス:知識や経験に基づいた助言をすることにより相手の望む成果の解決策を提示すること
ティーチング:答えが決まりきっているものについて知識を転送すること

習熟度が低い人、かつ難易度が高くないことについては
ティーチングから入った方が効果的です。

何も知識も経験もない人に
「何をしたらいいと思う?」とコーチングしようとしたり
「こうなった時はこうすべき。」みたいにアドバイスしたりしても
あまり成果は上がりづらいです。
(そもそもなにも知らないし、何もしていないから)

「まずはこういう手順があって、、」
と順を追って教えたほうが

行動が生まれやすいです。
(やることが明確になるから)

ある程度習熟度が増してくると
コーチングやアドバイスによって成果が促進され始めます。

なにがうまくいったか?
なにがうまくいなかったか?
次はどうしたいのか?
1年後はどうなりたいのか?

この時はこうしたほうがいい。
これは言わないほうがいい。
こういう人にはこうしたほうがいい。

こうした質問や助言が行動変容を促し
行動の質が変わります。

ただ、
助言したほうがいいのか、質問を通して気付きを促すアプローチをしたほうがいいのか?

ここの使い分けが微妙です。

どっちのほうが効果的なのだろう?

そんな悩んでいた時に
「野村再生工場」という本を読み、
1つの観点を得ました。

野球の野村監督は
基本的には放置プレイでコーチング的アプローチをして本人の成長をサポートするそうです。

知識や経験からアドバイスもたくさんできるはずですがほとんどしないみたいです。

唯一アドバイスをする時が、選手が必死にアドバイスを求めてきた時らしいです。

本人が
「自分なりに〜が課題でこういう風に解決しようとしているけれどもなかなかうまくいかない。アドバイスをください。」
と言ってきた時はアドバイスをするそうです。

その心は、

アドバイスを本気で求めている時は
アドバイスをすると行動が変わるから。

アドバイスを求めていない時にいくら適切なアドバイスをしても行動が変わらない。

だそうです。

たしかに、
アドバイスを求めていない時のアドバイスほど要らないものはないなぁと
自分自身振り返っても思いました。

教えることやアドバイスだけだと
その範囲の中でしか本人は責任を取らなくなります。

うまくコミュニケーションを使い分けできるようになりたいです。

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