外部との関係性

「あなたと外部の何かを繋ぐ関係性は言葉でできている」

と我々の組織では言われています。

例えば、「お金」という題材があると

お金とは何か?
という問いの答えは人によって異なります。

お金とは「力だ」
お金とは「選択肢を増やすものだ」
お金とは「なくなるものだ」
お金とは「気づいたら増えてくものだ」

などいろんな言葉で表されます。

実は、上の4つは私自身がお金に対してつけていた言葉を時系列に並べたものです。

【小学校】お金とは「力だ」
【大学】お金とは「選択肢を増やすものだ」
【社会人初期】お金とは「なくなるものだ」
【今】お金とは「気付いたら増えてくものだ」
といった感じです。

最初にお金と触れ始めたのは小学生のころです。
当時はカードゲームにハマっていました。

遊戯王とかデュエルマスターズとかいうやつです。

友達とよくカードで勝負をして遊んでいました。
負けず嫌いだった僕はのめり込んでいて、暇さえあれば
どうやったらより強くなるのか?を考えていました。

お金持ちの友達はものすごく強いカードを持っていました。
僕も限られたお小遣いでカードを買っていましたが、
お小遣いの金額が違えば、買えるカードの量は当然変わります。

持っている強いカードの量がお金の量と比例するわけです。

この時に
「お金さえあれば強いカードを手に入れられるんだ」と思いました。

テレビゲームをして遊ぶこともありましたが
家にテレビゲームがなかった僕は練習ができず、ゲームしてもあまり友達に勝てませんでした。

「お金があると強くなれる」という価値観もっていました。

中学に上がると、
カードゲームを卒業します。
中学における力は「カードの強さ」から「勉強の出来」であったり、
「部活の結果」だったりに変わります。

中学校・高校はお金との関係性は特に薄く、
当時の私にとってお金とは「なんとなくそこにあるもの」くらいでした。

大学に上がり、晴れての一人暮らしです。
旅が好きな私は日本も色んなところに行き、
海外もたくさん回りました。

アルゼンチンに行った時に
「南極まで往復50万円で行ける」というツアーがありました。

南極はずっと行きたいと思っていた場所の1つであり、目の前に行けるチャンスが現れたにもかかわらず、
お金がなかったがために、南極行きを断念しました。

この時、
お金があれば選択肢が増えるな。
お金って選択肢を増やすためのものなんだ!
と思い、

迷った時に選びたい道を選べるように
バイトをしたり、自分でイベントをしてお金を稼ぐ日々を送りました。

選択肢を増やすためにお金を稼ごう!

と心に決め、個人事業として
すごい会議を始めました。

社会人として働き始めますが、
成果が全然出なくて、お金が一向に増えません。

借金をするし、家賃は滞納するし、
少しお金を稼げてもすぐなくなります。

この時、知らず知らずのうちに
「お金はなくなるものだ」という関係性を自分でつくります。

そうすると、お金はなくなるものなので
すごくケチになります。

何か物を買う時に、
この金額を稼ぐのにどれだけ苦労したか?なんて考え始めるわけです。

あぁ、今月中にお金返さなきゃ、、
なんてことを考えながら
お金に追われる日々を過ごしていました。

暫くしてお金を稼ぎ初めて、
家賃滞納に困らなくなったり借金を返しても
しばらくはお金との関係性が変わりませんでした。

お金はなくなるもの、なので
銀行口座の残高が増えても不安なわけです。

いつこれがなくなるんだろう?
そんなことを考えていました。

ただ、ある瞬間から
紹介が増えて仕事が舞い込んでくるタイミングがありました。
そこからお金が増え続ける時期がありました。

そのあたりから、
目の前のことを楽しみながら全力で取り組み
関わる人を喜ばせてさえいればお金は勝手に増える。

という価値観に変わりました。

それから口座の残高が減ったとしても
特に気にならなくなりました。

お金との関係性は
口座にあるお金の量や、稼いだお金の量や、使ったお金の量ではなく、
お金に対してどのような設定をしているか?

によることがわかりました。

羽振りのいい人は口座にお金があろうがなかろうが、羽振りがいいし、
ケチな人はお金があろうがなかろうがケチです。

お金という題材を使って長々と書きましたが、
お金だけではなく、
「仕事」「友達」「家族」「恋人」などなど
いろんなものとの関係性は

言語を通してできあがっています。

どんな言葉を他者(ここでいう”他者”とは人も物も、自分以外のもの全て)との関係性に置くのかで

行動や価値観がまるで変わることを

お金との関係性を振り返って思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です