鉄人レース

「17時間激しい運動し続けるんだから、何も起きないはずがない。必ず何か起きるから。必ず完走しよう。」

先輩にそう言われ、
アイアンマンレースがスタートしました。
アイアンマンとはトライアスロンの最も長いもので
スイム3.8km
自転車180km
ランニング42.195km
をぶっ続けでやり続けるものです。

遡ること3ヶ月前、
気付いたら先輩に僕の名前で申込がされていました。
自分の意思は全くありませんでしたが笑
参加費をカードで振り込んでしまったのでやるしかありません。

必死に仕事の合間に練習しました。

先輩に言われた
「何も起きないはずがない。必ず何か起きる。」の言葉がかなりの励みになりました。

○スイム
東京体育館で1km泳いで貧血でフラフラになっていた3ヶ月前から、なんとか3.8km泳げるようになりました。
練習でのタイムは2時間5分でしたが、本番の制限時間は2時間20分。
海で波もあるのでリタイア際どいところでした。
人とぶつかり、頭を蹴られ、途中で海水めちゃ飲んで呼吸できなくなったり、色んな小さなアクシデントがありましたが、
「アクシデントはあって当たり前。何もなく順調にいくはずがない。」とマインドセットされていた為、メンタル的には不死身でした笑

結果、自己ベストの1時間45分で通過。

○自転車
180km休憩なしに自転車漕ぎ続けます。
果てしなく長いです。
実は自転車がものすごく苦手で、練習の時も仲間に大幅に置いていかれ、全くスピードが出ませんでした。
自転車漕ぎながら考えました。
どうしたら1番効率よく自転車こげるのか?
自分とこんなに会話したことありませんでした。
呼吸自体は坂道の時以外はそんなに乱れませんでした。
ただただ漕ぎ続けるだけ。
自分の思考の癖や考え方などにいくつか発見がありました。
自転車は途中で1度チェーンが絡まって転倒しましたが、それくらいであとは順調にいきました。

スイムと自転車で得たことは
やりながらうまくなる体験です。
どちらも苦手意識がありましたが、ランナーズハイみたいな感じで、
泳ぎながら、漕ぎながら、コツをつかんだ瞬間があってペースが後半上がりました。どちらの種目も後半の方がリズムに乗っていて楽しかったです。

○ラン
元陸上部で100キロマラソンも5回やっている私にとってフルマラソンはなんて事のない距離だと思っていました。
疲労はあったので5時間切れればいいかなとかるく考えていました。
いつも前半飛ばし気味になるので
我慢しよう我慢しようと思って最初の10キロは1キロ6分で通過しました。
このままあと30キロいけるなぁーと思っていた矢先、
急に吐き気とめまいに襲われ、そこからが地獄でした。
寒気で全身が震えて、手の痺れが止まらず、
全身に力が入らなくなりました。
これは本当にまずいやつや
と挫けそうになりましたが、
ただ足を前に出すだけ。ただ足を前に出すだけ。
それ以上でもそれ以下でもない。
まっすぐ歩くこともままならず、フラフラになりながらも確実に一歩ずつ前に進みました。

感動したのはそこから追い抜かれる一方だったのですが、いろんなアスリートの方が抜きながら声をかけてくれるんです。
国籍年齢問わず。

途中道端で吐いていたら
Are you OK?と話しかけてくれ、一緒にしばらく歩いてくれるオーストラリア人がいたり

30kmすぎからは「一緒にゴールしましょう!」と日本人の関西出身の方とお互いに励まし合いながら歩いたり走ったり、時には関係ない話もしながら前に進みました。
制限時間20分前になんとかゴール。
ゴールして暫くしたら
猛烈に気持ち悪くなり、倒れました。

血液検査などを終え、書類をお医者さんに見せられたら、そこには”death”の文字が。
ビビりましたが、
病院に運ばれ、丸一日入院して元気になりました。

アイアンマンチャレンジで得たことトップ3
・何も起きないはずがない。必ず何か思わしくないことが起きる(これは仕事も人生も)
・自分は人と共に何かするとエネルギーが高まる。独りで何かし続けるとしんどい。
・苦手なことでも覚悟決めてやり続けたら、ふとした瞬間からうまくいき始める時がある

掛け替えのない価値あるものを手に入れられるのでみなさんも是非チャレンジしてください。
ちなみに私はもう出ません。

Deep kiss

夫婦の親密度は何の指標を測定すれば明らかになるか?
という話題を先日とある先輩から振られ、

キスの頻度や
お互いを褒める数
などということを私は思いましたが
その師匠が言うには
「ベッド以外でのディープキスの回数」とのことでした。

情報源がアメリカらしいので
日本で当てはまるかどうかは分かりませんが
面白い指標だと思いました。

社会人になるまで指標というものをここまで意識したことはありませんでした。

大学受験の時は
勉強時間という指標を追いかけたり
部活(陸上競技)においては
月の走行距離や筋トレの継続日数を指標においたりしていましたが、
どんな指標を追いかけたら成果に繋がるのか?をまともに考えてきませんでした。

指標というのは面白く、
多くの場合、意識しただけでその数値が変化します。

体重を意識してこなかった人が
ある日から体重という指標を意識しはじめた瞬間に食生活や運動や睡眠など生活のあらゆる場面に違いが生まれます。

私は1ヶ月間、人にリクエストする数を指標として追っていた時期がありました。
意識した瞬間に躊躇なく人に何かをリクエスト・主張するようになりました。
驚いたことに、先輩から財布をもらいました。(財布をくださいと言ってみたところ)

やってみて、意外とリクエストは通るもんだなぁと思いました。

ある経営者とのアポイントも
私「○日の朝はどうですか?」
経営者「午前中用事あるんだよね」
私「朝6時からはどうですか?空いてませんか?」
経営者「6時?空いてるけど、、」
私「そこでお話しましょう!」

なんて会話もありました笑

リクエストを大量にしてみて
通用しないことや迷惑がられたこともありましたが、いろんなことを学びました。

何を追いかけるか?
は成果を出す上で非常にポイントになるかもと思いました。

ある実験では
マシュマロをテーブルにおいて、10分我慢できたらもう1つ追加であげるよ!と子供に言って

我慢できる子供と我慢できない子供とでは
前者の子供は後者に比べて生涯年収が何倍も多いそうです。
一見関係なさそうなところでも
何かしらの相関関係や因果関係があるかもしれません。

例えば、生産性。
生産性とは?といえば
多くの組織では一人当たりの売上や利益といった指標を挙げがちですが、

もしかしたら
・部下から上司へのコミュニケーションの量
・朝の挨拶の声の大きさ
・労働時間の短さ
・社員の平均睡眠時間
などの指標が生産性だ!と定義して
何かしら成果に違いが起きるかもしれません。

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自分が手に入れたい成果を出すために
何の指標に違いがつくれたら
桁違いの結果が手に入るか?