株式会社HIROTA 代表取締役 廣田 雅信 氏(2014年) | 導入事例

オーナーが手放す勇気が大事
今のままでいいの?
いや違う、世界一を目指そう

株式会社HIROTA
代表取締役 廣田 雅信 氏
すごい会議コーチ : 新垣 武志
株式会社HIROTA
事業内容:結婚式場運営・衣裳レンタル業・式場案内・ブライダル雑誌発行・結婚総合事業プロデュース
従業員数: 約140 名(2014 年3 月現在)

僕が言うと“指示” スタッフが言うと“決意”

導入前の御社はどんな状況でしたか?

一番問題だったのが、いいアイデアが出たとしてもどこの部署も忙しく、なか なか行動にうつせない事でした。経営陣が経営者の立場というよりかは、従業員の立場でものを見ていました。自分の意見は持ってはいるものの、上から指示が出ないと動きにくかったり、良い意見ややる気はあっても忙しくてつい後回しになってしまう。時代の流れに追いつかず取り残されるような状況でした。 また、おおざっぱに「こういう方向性だよ」と言い、それに対して「何をやっていますか?」という問には曖昧な答えしか返ってこず、僕自身も曖昧なまま進んで結局は形にならずふにゃふにゃとしたような状態が続いていました。

その導入前の状況はどのように知りましたか?

問題意識はあったものの、解決方法が分からなかったところからです。数年前に、すごい会議の本を読んで「これはなかなか素晴らしいな」と思い、知ってはいたんのですがその本に則って具体的にどう行動したらいいのか分からなく、会社がどんどん前に進むのであれば是非とも導入したいと思っていました。

なるほど、ではすごい会議を導入して何が起きましたか?

意見が出るようになりましたね。視点や方法論はみんな内々に良い物を持っているが、どう発言したらいいか分からない。 そういうことを引き出す部分で非常に役に立ちました。いつまでに何をするという期日があり、その期日までにやるために一週間何 をしないとけないか、という具体的な行動が明確になり、それを毎週確認する。また形になったアイデアが出てくるようになりまし た。これは僕が言うんじゃなくって、スタッフの口からです。本人から直接出る言葉は実行力が出る、結局僕が言うと “指示” スタッフが言うと “決意” になるんですよね。自分から言った言葉だからやらざるを得ない。 そういう良い作用を得ました。自覚して計画し、行動して成果になった時は “その人の成果” なんですよ。僕が指示してやらされて結果が出たとしてもそれは “僕の成果” なんです。自ら発言する場や瞬間を作ってあげる事によって、その人の実績や喜びになる。経営をしていると苦しい事がいっぱいあるじゃないですか、けども何が一番うれしく、やりがいを感じるかというと自分が発言して会社の業績が変わった時です。この感覚を社員にも感じさせてあげたいと、ずっと思ってたんです。

このプロジェクトで何を気付き観察しましたか?

毎週の進捗会議で「これは済み」「完了した」などを発言し「これはもう終わりました!」と、成果として実感できる事です。僕自身も「良かったね!」と言えて社員の手柄になりました。目標に対して結果が足りなかったとしても、それをする事によって売上を作り貢献した事に間違いないので、非常にやりがいが出てきたと感じていると思います。

素晴らしいですね、では会社がトランスフォームしたことは何ですか?

日々の働き方が変わりました。計画を遂行するために仕事の合間を見つけての行動をするようになりました。例えば今写真を撮っている彼だと、前撮りが終わって次の撮影までの間に一休みをする時間に “今この時間に課題をしよう”と行動をするようになったりしました。でもこれは裏を返すと疲弊する事もあり、実は今回良い面と悪い面がありました。良い面はどんどん行動して動けるようになった事ですが、変わりにやるべき事が山積みになってしまって、本来大事にしないといけないお客様の接客が疎かになってしまった場面もありました。これはもう反省です。あんまりいっぱいアイデアを出すと潰れてしまう部分があり、そういう気付きが出来た事は良い事かもしれません。しかしそういうストレスを抱えて仕事をする習慣が身につくことで、本人の実力が上がる。今、ソチ・オリンピックがやってますけど、日頃のトレーニングと、オリンピックで世界一を目指す時と違うでしょう。そういう意味で「うちの会社は今のままでいいの?」って思った時に「いや違う、日本一や世界一を目指そう」って言った時の働き方はこんなもんじ ゃない事が今の段階で分かる。ストレスがかかり、疲弊して悪くなるという考えもあるものの、日本一・世界一を目指した時にかかるストレスには慣れていくしかないんです。

なるほど、そういった事はどのようにして起きましたか?

一週間に一回進捗を確認するというのが一番のポイントじゃないですかね。あと社会のスピードの競争が激しくなり、その早くなったスピードに追いつかないといけない。今、世の中は切り替えの時にあり、既存のものが壊れて新しいものが生まれ変わるちょうど狭間にある。新しいものを見つけるためには何が必要かというと、あがくことしかない。例えば、これが良いと思っていても世に問いかけた時に外れている事っていっぱいありますね。そうすると行動力を増やさないと答えや、未来に対しての正悪を選別できないんですよね。僕達の業種は、リピートのない一見さんの商売なので、どんどん競争が激しくなっています。そこで顧客に対しての新しい仕組を作りました。これからの事業はこうしたらいい、ああしたらいいという確信に変わるんです。

僕の管理下から手放した!

そんな中で、誰のどんな言葉が効果的でしたか?

「そんなことありえない、無理だろう」などと僕も昔はよく否定していたんですが、それを言わずに「それ、いいねいいね!」と言う事でどんどん意見が出てくるようになりました。社内でもあまり発言しないような人や部署から意見が出るようになったんです。自由に、普段発言しない人も発言できるような空気感や場のあり方。 “喋りやすい場”を作るというのがキーなのかなと思いました。

会議の中で使用する言葉で特に何が効果的でしたか?

そうですね、質問力です。的確に喋りやすく、思考しやすい質問を投げかける事によってその人の持ってる良い意見を引き出す事が出来る。今回それが非常に勉強になりました。普通会議では、偏った角度でしか見えないけど、見方や他の人のやり方を変えるだけで意見が出てくる。

社長様ご自身がトランスフォームした事は何ですか?

手放したこと!「僕の管理下」というのを「あとはお願いね」と。経営者って執着が大きいから、それが強いほど会社の社員は育たない。自由にさせる弊害もあるけど、自由になる良い面もある。大事なのは経営者が手放し我慢すること。社員から意見が出た意見を渋々ながらも容認して、成功した時には「こんなに成功すると思ってなかった。エライね!」って言ってあげれるような僕(笑)。

良いですね(笑)、それはどのようにして変わりましたか?

人格が出来たんじゃない?僕自身に(笑)。

日本のブライダルを変える

なるほど(笑)、では廣田様にとってすごい会議はいくらの価値がありましたか?

非常に高い効果があったと思います。今まで色んなところで様々な勉強をしましたが、このバラバラになっていることに成約を決める事によって整え、方向性を揃えていただく役目だったなと思います。 ただ金額を言われるとやっぱりちょっと高い(笑)。ですがそういったものは高いものですし、非常に素晴らしい効果があるので是非ともオススメです。金額に対していうと0,5 倍です。僕たちは導入前の段階でクレドやミッションは、きっちり整ってたから受け入れる事ができたけど、そういったものが揃ってない会社さんにはプラスしてあげると値打ちがあるかもしれない。あともしかすると、下準備が出来てないところは機能しないかもしれないですね。成功事例も見せてもらいましたが、そこそこに成熟した企業さんが多く、成熟出来ていない企業さんにすごい会議を浸透させるためには、まず基礎部分を作ってからでないと社員さんが冷ややかになったり、難しいかもしれないですね。

あとの0,5は弊社で問題解決ですね。では今から1年間でどんなトランスフォームを起こそうという意図をお持ちですか?

日本のブライダルを変えます。そこに尽きます。

いつまでに変えますか?

3年です。滋賀の田舎の事業主がどこまでいけるか。今年の夏に打ち上げるための火薬を今仕込んでるんです(笑)。

ワクワクしてきました!私も楽しみです。では、すごい会議の導入をしようかどうか迷われている社長がいるとしたら、廣田社長ならどんなコミュニケートをしますか?

すごい会議で一番僕が大事だと思うのは、オーナーさんが手放す勇気です。それが出来なかったら機能しないと多分無理だと思います。社員の色んな意見が出ても、オーナーさんが全部否定したり、潰してしまったら全部壊れてしまう。一番教育しないといけない事は、オーナーさんのものの見方・考え方ですよね。そこからきっちりサポートしてあげると、すごい会議のあり方ももっとよくなるし、逆にそこがないとクレームになりますよね。

なるほど、そんなオーナーさんがすごい会議導入を決意するのはどんな時だと思いますか?

事業はだいたい完成してきて、競争の仕方や次の展開が見えない、でも現場が忙しいから動けない。
あとは行動力だけだという時に、すごい会議を導入しようと思いますね。

新垣はどんな人物ですか?

ひょうひょうとして冷静というか、僕と真反対の人ですね。僕は「感情だけでいく!」という感じなので(笑)。僕みたいな感情だけの人を抑えてくれる役目で良いと思います。

そんな新垣はどんなスタンドの社長や組織におすすめですか?

想いだけで突っ走ってうまくいかないという企業さんにオススメかもしれないですね。

では、すごい会議の手法はどんな社長や企業におすすめですか?

既存の職種にしがみついて、既存のものがうまくいかない時の発想方法がなかったり、社内の意見がバラバラで収集つかないような企業さん。また幹部やプロジェクトをしっかり作ったうえでキーになる事がしっかり必要な会社さんにおすすめですね。

新垣さん、素晴らしい事を教えていただいてありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
日時:2014 年2 月13 日(木)
場所:ザ ウエディングストーリー ヴィラ・アンジェリカ近江八幡 http://hirota-corp.jp
フォト:石崎 和久 氏(株式会社HIROTA)
インタビューアー:橋本 早苗
すごい会議コーチ 2017年度 新卒採用
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